先日来クロワッサンのことを考えていたら、とても食べたくなりました。
先月のお菓子連続講座はフイユタージュでしたので、今ならみなさんも折り込み生地にたいする身体的な感覚(ちょっと大げさな表現ですが)が大いに残っているはず! とも思ったのです。もちろんそれは私も同じです。大好きですが、いざ教室でやろうとするには少しエネルギーがいるメニューなのです(なぜか?)。
でも今なら、作りたい! 食べたい! で突っ走れそうな気が。
先月の講座のときにぽろっと「やろうかな」と言った私に、「やりたい、やりたい!」と言ってくださった方々のお顔もちらつきます。先月使ったバトン・オ・ショコラも、「試作したら?」と言わんばかりの量が残っています。
「えっ、でもなんでお菓子教室なのに、パンを?」とお思いの方もあるかもしれません。しかしヴィエノワズリ-VIennoiserieと呼ばれるクロワッサンやブリオッシュなどは、フランスにおいてはそもそも菓子職人が扱う範疇です。(フランスで狭義の意味でのパンとは、バゲットなど粉とイーストと塩だけで作るもののことです。「じゃあ、パン・オ・ショコラのパンは何なのよ」と突っ込みを入れたくなりますが・・・。あくまでも狭義の、かつフランス人がパンといって真に思い浮かべるのは、という意味のパンです)
というわけで今月の製菓連続講座(22~25日)のメニューの一つはクロワッサンとパン・オ・ショコラにしようと思っています。あとのメニューは未定です。また後日。