レモンをたくさんいただきました!
昨年の夏の猛暑で皮の色が少し違うらしいのですが、無農薬。
マーマレードにコンフィにシトロネットに・・・といろいろに使えそうです。
爪できゅっと線をつけると、ぱっと香りが漂います。
とてもいいにおい!
レモンあめの香りです。これまでレモンは、本物のにおいとレモン香料のにおいは、かなり近いけどやはり別のもの、と思ってきました。
レモンはレモンの香り。レモン飴はレモン飴の香り、です。
でもこれはいきなりレモン飴のにおい!(だとすると、レモン香料を作った人はかなり偉いということになります)
楽しくなってしまいます。
最近おもしろかったのは、酒麹から起こした自家製酵母種で焼いたパン(生徒さんにいただいたもの)から、奈良漬けの香りがしたこと。2日おいたパン・ド・カンパーニュの袋を開けると、ふわっとチョコレートの香りがしたこと。
「うわぁ、チョコのにおいがする、する! ほら、しませんか」
「うわ、する、する」
料理講座のとき、「なんだか私たち、香りの話し、好きですよね」と生徒さんにふってみると
「え、先生、今更・・・」
自覚していませんでした。でも思いがけない香りを探し出す作業は、楽しいものです。
リモンチェロの作り方も教わりました。正しいのは私には無理にしても、レモンの香りのアペリティフを次の料理講座のときに出せたらいいなあ・・・と思っています。