起居にも差し支えるほど痛かったのに、オートバイにまたがってシートに腰を据えると、腰痛なんてどこへやら、まぁいい加減なもんですね www 

コーナーで腰を入れてリーンイン・スタイルでバイクを傾けると「まだ腰痛が残っとるなぁ」と分かりますが、走って行くうちにすっかり忘れていました。それでいて帰着すると「痛たたたっ」とくるから、まったく身勝手この上ありません。


さて、もともと朝型で、それに道路が混まないうちに郊外へ出たいので、出発はいつも早めです。

そこで悩ましいのが食事のタイミング、朝には朝の、昼には昼の悩みがあります。

Z系4気筒の頃は、集合場所のコンビニで「おにぎり頰ばっておしまい」で、まったく無頓着でしたね。マルメンライトを一服、ゆっくり吸いつける方がはるかに重要でした。


しかし、さすがにこの歳になると、コンビニの三角おにぎり(ツナマヨ)の真ん中のテープを縦に切って、包装を横に引っ張ったら「ノリも一緒にはがれちゃった」はあまりにも情けないですよね (吉兆占いじゃあるまいに)

一日三食とはいえ、自分で好きなものを選んで食べられるのは月に何回もある訳でなし、バイクで出かける時には「井之頭五郎さん並みに我がままになりたい」と思い、ライダー復帰からは、行き先が決まるとGoogle Mapで経路にある飲食店の営業時間をあらかじめ調べています。

北のダム湖方面の「カエル」のお店や「おばぁ」のお店は、朝早くそのあたりを通過する時間にちょうど開店しているので、誠に有り難いのです。


一方で、西の山や南の半島北部ぐらいなら、このあたりを早く出ると「正午までには、まだだいぶあるで」ちう時間帯に目的地にたどり着いてしまい、結局そのまま復路につき、朝も昼も食いっぱぐれ、帰着してから仕方なく「しのぎに冷や飯を茶づけでかっ込んでいる」の図です 囧rz

ツーリングと言えば「走る・食べる・(湯に)浸かる」が楽しみなのに、これではまったくお話になりません。


南の海岸から岬を目指すルートでは、サーファー向けの各種サービスを展開している材木座テラス、その中の「Good Morning Zaimokuza」は開店が早くて助かります。

材木座テラス自体も宿泊施設を持っていますが、こちらのお店もB&Bスタイルの宿泊サービスがあり、宿泊客向けの朝食を一般客にも提供しています (大型二輪の駐輪も気兼ねなくできる点も有り難いです) 

材木座海岸を一望できるテラス席での朝食はリゾート感にあふれていて、それだけでも十分な価値があると思います。


メニューは日替わり、味つけはうすめでホッとします。こちらも女性による運営なので、やはり健康志向が表れています。

勤務先のテレワーク & フレックスタイム制度を活用すれば、平日の朝にバイクで湘南道路を西から東へ流してGMZを訪れ、朝食を楽しんでからバイクで鎌倉の若宮大路を通って帰り、仕事を始めることも可能です (会社の人が知ったら絶対「この能天気野郎〜!!」とハリセンチョップで鼻っ面を正面から引っ叩かれるでしょうね) 


南の岬の漁港もそうですが、半島でも漁港にある地元の食堂は、その朝に市場から卸してきた魚のお料理を供する関係で、朝早くから開店して昼過ぎには閉めるので、朝昼兼用になる10-11時に利用したいツーリング・メシにはちょうどイイんです。

南の半島の中南部へ足を伸ばした場合、観光客向けの著名なお店は早くて11時、普通は11時半ですから、帰り道が混まないうちに地元へ帰り着くには、ゆっくり味わってもいられません。開店前に列ができていたら「もうアウト」です。

その意味では、昼下がりから夕方までお店を続けてくださる先の二店や、「てつまや」さんはライダー時間に優しいお店で、これからも是非お世話になりたいと思っています。



[カバー写真] 


バイク誌で紹介された絶品の角煮定食 @鐡馬厩さん (角煮、ほろほろです!! ぜひテイクアウトして、ビールのアテにしたいのですが、これはテイクアウト不可の由 (号泣)