キリマンジャロ登山は、マチャメルート5泊6日の行程です。

 

こちらの記事の続きです。

ついに恐れていた高山病を発症しました。

その時その場では、そんな高山病になったなんて自分では気付いてませんでしたけどね。

 

 

前日パルスオキシメーターで血中酸素濃度を図ったら、65まで下がってました。

 

 

この時の記事にお医者様からコメント頂きましたが、65というのは死んでもおかしくない数値だったようです。

というか、寝たらさらに下がってしまうのですけどねポーンポーンポーン

 

でも、もちろん寝ますけどねゲッソリゲッソリゲッソリ

 

登山ルートについて書いた記事はこちらから。

 

 

青い線がマチャメルートで、通称ウィスキールートです。

 

 

2023年8月16日、5日目のこの日はいよいよ山頂アタックの日です。

 

ルートは上の図で左下から青線のルート登っており、〇のところでキャンプしてますが、2日目のキャンプで東(地図右側)に折れ、右側4日目のキャンプから北側(地図上側)にアタックして、南側(地図下側)のところまで下りる行程です。

 

標高で言うと、バラフキャンプ(4640m)から一応の山頂(登頂証明書が貰えます)であるステラポイント(5739m、ここまで4.3km、6時間)を経て本当の山頂であるウフルピーク(5895m)を目指す5km7時間の行程です。

 

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いや、ちゃいますねんおいでおいで

 

その5km、7時間をかけて6000m弱まで登った後に、3790mのキャンプまで下りる行程ですねんポーンポーンポーン

 

出来るのかな滝汗

 

てか、登りの行程だけは分かるけど、下山に何時間かかるかなんて不明です。

というか、登山しない人はあんまり感覚ないと思いますが、ふつう登りに8時間かかる行程だとすると半分の時間もあれば降りることが出来そうですが、

 

実際のところそんな時間で降りることは出来ないと思うので、下山だけで普通に6時間くらいはかかるのではないかと思います。

 

となると合計13時間???

 

2時から登ったら、午後3時???

 

てか、このブログは平地で正常な意識で書いてるからこんなことを考えるけど、現地で血中酸素濃度65だったその時は、はっきり言って「登るんだ」「俺は出来る」以外なんも考えてなかったと思います。

 

距離、標準タイム(黒字)と私のだいたいのタイム(赤字)はこんな感じです。

時間は道中の休憩を含みますが、ラバタワーでの昼食休憩は除いてます。

 

Day1 マチャメキャンプまで 11km 5hrs(5.5hrs)

Day2 シラキャンプまで     5km 6hrs(5.0hrs)

Day3 バランコキャンプまで  10km 6hrs(6.0hrs)

ラバタワー(4640m)まで4時間(4.0hrs)、そこから2時間(2.0hrs)

Day4 バラフキャンプまで         9km 8hrs(8.5hrs)

Day5 ウフルピークまで            5km 7hrs

 

ここまでは順調すぎるほど順調な行程でくることが出来ました。

 

 

8月16日、5日目アタック当日。

 

順調な人は、深夜12時出発の行程です。

私は前日ガイドのジャクソンから、高山病の症状が思ったよりひどかったのか、ちゃんと寝た方がよい。

だから、2時出発にする。

1時に起きて、1時半から軽食、2時出発と前日のブリーフィングで言われてました。

「あと、荷物は全部持ってやる」って言われたかな。

 

で、せっかく睡眠をとるために出発遅らせたのですが、

 

おしっこには行きたいし(実際2.3回行くし)、

 

12時出発のまわりの連中が、夜11時くらいから超ハイテンションで大声で歌歌ったり大合唱したりしてるので、寝れないのですよね滝汗

 

まぁ、その気持ちは分かるよおいで

 

ってことで、この日は数時間しか眠れず、睡眠不足のままアタックの朝(深夜1時ですけど)を迎えましたゲッソリ

 

朝、軽食の写真がありません。

本当の軽食だったと思います。

あっ、これご飯食べれないと、エネルギー不足になるから良くないなとその時思ったことをよく覚えております。

 

でもしょうがない。

ないものは食べれない。

出発です。

反省点、

「日本の携行食はいっぱい持って行くべし。そして最終日に食うべし。」かな笑い泣き

 

あと、ここまでの睡眠だけで言うと、

 

8月8日、日本出発(香港空港で野宿、睡眠0時間

8月9日、イギリスヒースロー空港のトランジットホテルで睡眠3時間

8月10日、カタールのドーハ空港2時発のビジネスクラス機内泊

8月11日、キリマンジャロの拠点モシのホテルで睡眠7時間

8月12日から富士山より高い標高でのキャンプを4日間

前夜の睡眠は数時間

 

こんな感じでキリマンジャロアタックを開始しました。。。。

 

この目に見えない疲労がアタックにどんな影響を及ぼすのかなんて、なんも考えてませんでしたポーン

 

 

ここから一気にキリマンジャロアタック編を突き進みます。

 

キリマンジャロ登山の記事はこちらにまとめております。

 

 

日本の山登りのお話はこちらにまとめております。