キリマンジャロ登山は、マチャメルート5泊6日の行程です。

 

しばらく中断してましたが昨日の記事の続きです。

 

登山ルートについて書いた記事はこちらから。

 

 

私が選んだのはマチャメルート(青い線がルートです)

5泊6日(通称:ウィスキールート)の行程です。
 

 

2023年8月15日、4日目のこの日はバランコキャンプ(3960m)からバラフキャンプ(4640m)まで標高を上げる9km、8時間の行程で、最後の最後でへとへとになりながらも、ほぼ標準タイムの8.5時間で最終キャンプ地に到着することができました。

 

上の図では左下から青線のルート登っており、〇のところでキャンプしてますが、一番右の線の上の方にある〇のポイントがバラフキャンプです。

 

距離、標準タイム(黒字)と私のだいたいのタイム(赤字)はこんな感じです。

時間は道中の休憩を含みますが、ラバタワーでの昼食休憩は除いてます。

 

Day1 マチャメキャンプまで 11km 5hrs(5.5hrs)

Day2 シラキャンプまで     5km 6hrs(5.0hrs)

Day3 バランコキャンプまで  10km 6hrs(6.0hrs)

ラバタワー(4640m)まで4時間(4.0hrs)、そこから2時間(2.0hrs)

Day4 バラフキャンプまで         9km 8hrs(8.5hrs)

Day5 ウフルピークまで            5km 7hrs

 

前日までは順調すぎるほど順調な行程でくることが出来ましたが、この日の行程の最後は、その前月に行った富士山のつらいつらいお鉢周りが思いだされました。

 

 

 

この日は8.5時間かかって、最終キャンプ地バラフキャンプ(4673m)に到着することができました滝汗

 

 

 

アタックはいよいよこの日の深夜だぜ。

 

 

そんな興奮状態にありました。

 

 

 

晩飯は早めに18時から。

まずはスープOK

 

 

本日の食事はスパゲティ。

写真がこれしかありません。

食欲もなく、写真を撮る元気もなかったのかもしれません。

 

バラフキャンプの標高は4640m。前日のラバタワーも4600mだから、高所訓練も一応はやってるはずだったのですけどね。なんか体がだるいのですよね。そして咳が止まらなくなり、ガイドが咳止めの薬をくれたので飲みました。

 

食事のあとガイドから翌日のブリーフィングがありました。

出発は私の体調を考慮すると深夜12時でなく、きちんと寝たほうがいいと言うことで2時となりました。

1時までにすべての準備を終え1時半に軽食。2時出発とのこと。

 

恒例の体調チェック。

パルスオキシメーター、血中酸素濃度(正式にはSpO2「動脈血酸素飽和度」?)は65からスタートしました。

これはまずい滝汗滝汗

呼吸を整え、なんとか75まで上げることが出来ました。

これも事前にミウラドルフィンズに行ったおかげです。

 

 

脈拍数は125。

もはや、正常値がいくつなのかが分かりませんゲッソリ




血中酸素濃度が低すぎることだけはよく分かります。

昨日まで93→97→87と割と自分の中では超順調来てましたが、4日目にして75まで一気に下がってしまいました。


89で蘇生?


だけど、こんな4640mの高地まで来てしまったからにはどうしようもありません。

出来ることは、呼吸を落ち着かせて血中酸素濃度を意識的に上げること。

 

でも、寝たらぐんと下がるのですよね。血中酸素濃度ってガーンガーンガーン

 

身体を休ませるためにも寝ないといけません。

無理やり20時頃眠りにつきました。

 

 

キリマンジャロ登山の記事はこちらにまとめております。

 

 

日本の山登りのお話はこちらにまとめております。