2023年8月のことです。
素人が登山をはじめて2年目。
まだ今年日本百名山6座に登ったとはいえ、まだ累計10座くらいです。
はじめての山小屋泊は昨年涸沢ヒュッテに行った時でした。
下山した時の上高地ではもう1歩も歩けません状態でした。
そんな私が無謀にもひょんなことから挑もうと思ったキリマンジャロ登山。
キリマンジャロって聞いたことあるくらいって方も多いと思うので、
キリマンジャロとは?
そもそもどこにあるの?
どうやって登るの?ってところをおさらいしたいと思います。
こちらのHPからお借りしてます
キリマンジャロはアフリカ大陸の中央部、ケニアとタンザニアにまたがったところに位置してます。
まずはキリマンジャロがどれくらい凄さを語らせてください。
キリマンジャロは、標高5,895mで、アフリカ大陸最高峰の山。
そして、山脈に属さない「独立峰」としては、世界最高峰。
セブンサミッツと呼ばれている、「7大陸最高峰」の1つ。
セブンサミッツ(7大陸最高峰)はこちら。
アジア大陸:エベレスト(8,848m)
ヨーロッパ大陸:エルブルス山(5,642m)
北アメリカ大陸:デナリ(6,190m)
南アメリカ大陸:アコンカグア(6,962m)
アフリカ大陸:キリマンジャロ(5,895m)
オーストラリア大陸:コジオスコ(2,228m)
南極大陸:ヴィソン・マシフ(4,892m)
キリマンジャロはルートがいくつかあるのだけど、日本人はだいたいが選ぶのはこちらの2コースからが多いと思います。
ひとつは、マラングルート:4泊5日(通称:コカ・コーラルート)
このルートは、全て山小屋泊で、4泊5日という最短日程で登れます。短い分「高山病」を発症しやすいようです。日本からのツアーはこのルートが多いと思います(もちろんこのルートで高山病対策で5泊6日、6泊7日に延ばすことも可能です)。
もうひとつは私が選んだマチャメルート:5泊6日(通称:ウィスキールート)
このルートは、全てテント泊。こちらの方が高度順応がしやすく、登頂率が高いみたいです。こちらも6泊7日にするとか日程を延長することも可能です。
私が登ったルートは青線ですが、上のルート図の左側下から登り始め、2泊目(〇印が宿泊するキャンプ地点)から東側に向かい、4泊目のキャンプ地から5日目に頂上に向かってアタックしました。
私のガイドさんが言ってましたが、3日目にマチャメルートに合流する「レモショルート」(最低5泊6日、上の図左中央から出発)も最近とっても人気みたいです。標高差を見ると、マチャメよりレモショのほうが、登り始めの標高が高く良さげですね(^^♪(今頃気付いてどうする)
私がマチャメルートを選んだ理由は、マラングルートのピストン(出発とゴールが同じ単純往復)よりは、マチャメルートのほうが景色をより楽しめるようだったから(そしてレモショルートを知らなかったから)。
たぶん正解だったと思います。もしこれから自分を素人と認識して登られる方がいられるのであれば、5泊6日よりも6泊7日のほうがなんとなく高所順応を考えると安心かとも思います。1泊分、ツアー料金とチップが高くなりますが。
ところで、キリマンジャロ登山って
えっ?
日帰りで登れないの?
って思われた方、いらっしゃいませんか?
いくら素人が登れる山とは言え
これくらいの日数は必要です。
今回のツアー日程はこんな感じで、タンザニアのキリマンジャロ空港に到着して、登山して、タンザニアを出発するには8日間の現地滞在が必要となります(登山が5泊6日の場合)。
みなさん、キリマンジャロ登山、いかがでしょうか?