日本語レッスンでのこと、アメリカ人の生徒さんが、
「最近、漢字が使われている文のほうが読みやすくなってきた」
と言ってました。
たしかに、漢字を覚えるの大変なのですが、
<わたしは、ともだちととしょかんにいって、たくさんのほんをよみました>
よりも、
<私は、友達と図書館に行って、たくさんの本を読みました>
のほうが読みやすいんです。
「そう感じたということは、日本語脳になってきたんですよ~」
と言って、喜んでいたのですが、同じように、韓国語を勉強していると、韓国語脳になってきます。
ある特定の単語がもう韓国語でしか浮かんでこなかったりします。
私の韓国語の生徒さんは、もう「友達」と言う日本語単語を忘れているかのようです。
日本語話してても〈친구〉って言ったりしてます・・・
そして、世間にあふれている偽の韓国語にイラっともしてきます。
「キ・ム・チ」じゃないんだっって、〈김치〉なんだって、パッチムなんだってば。
「ソ・ウ・ル」じゃないんだって、〈서울〉なんだってば、これもパッチムだってばさあ。
ぐらいのかんじで、少しずつ韓国語脳が広がって来ます。
先ほどのアメリカ人の生徒さんも、
「僕の日本語脳はまだまだ小さいけど、だいぶ大きくなってきたよ。
もう『McDonald』じゃなくて『マ・ク・ド・ナ・ルド』としか発音できないかも」
なんていって言ってましたが、そうやって、いろんな言語の脳を少しずつ広げて行くのは、とても楽しいことのような気がします。
さあ、がんばって韓国語脳、英語脳、いろいろ広げていきましょう!