間があいてしまいましたが、
メト・ライブビューイング「つばめ」鑑賞した時の感想の続きです。
本編前ピーター・ゲルブ総裁による会場でのアナウンス映像は、
キャスト変更発表ではないものの。
やはり主要キャストの、
体調不良についての説明でした。
テノールのジョナサン・テテルマンが、
(多分花粉の)季節性アレルギーが重症なのだが、
メトデビュー作となる本作への出演を辞退しない決断をしたとのこと。
万が一にも不本意なレベルだとしても、
大目に見てください。
そういう予防線を張ったのだと思いますが。
こういう守り方をするということは、
それだけ大事な扱いのすごい歌手なんだな。
そんな予感がして。
背を正して、
注力して視聴しようと緊張感をもちました。
案の定、
ものすごい歌手でした。
私はパバロッティを思い出しました。
明るく強靭な美声。
ヴェルディの、
リゴレット・マントヴァ侯爵なんかやったら素敵だろうなって感じの・・・
キラキラしたテノールなんです。
テテルマンさんは、
大トリの蝶々夫人ではピンカートン役で出演するそうなんですが。
そもそも蝶々夫人には、
アスミク・グリゴリアンという超超話題のすごいソプラノが満を持してメトに初登場するわけです。
そのグリゴリアンの練習風景も、
幕間の特典映像で流れたんですけど。
これまた、
本当にすごい。
そんな二人の超ど級歌手が主役で登場するという、
次回作蝶々夫人。
もうどんなことがあっても、
絶対見逃したくない
ビルギット・ニルソンとフランコ・コレッリによる、
トゥーランドットに匹敵する組み合わせだと思ってます。
(過去記事参照)
常人離れした歌手の妙技に酔いしれるのには、
プッチーニオペラはベストですね。
(トゥーランドットにしても蝶々夫人にしてもファン心理としては、
もう悶絶モノの演目です)
⇨私は楽しみすぎて死にそうです
この商法は、
昨シーズンと同じ構図
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