宮部みゆきさんは、大好きな作家さんなんですが、この本はちょっといまいちでした。
この本が、宮部作品の中で一番に読んだら、宮部みゆきさんの作品を全部読もう!って気持ちにはならないかもな~って思いました。
ストーリーは簡単に言えば、クラスメートを刺殺後、行方不明になった優等生の兄を探して、小学生の妹が、異世界で奮闘するお話
入り口は、現代社会ですが、ファンタジーです。
宮部みゆjきさんは、ファンタジーは向いてないのかもですねー
時代物や、現代物では、登場人物の機微をうまく表現し、魅力溢れる作品になってるんですが...
どうも、この本はそうではなくて、説明が多くて、物語の世界感にうまく入り込んで行けないのです。
電車でしか本を読まないことにしているので、専業主婦となった今、あまり読む機会がないせいもあるのですが、かなり読み終わるまでに時間がかかりました。面白かったら、禁を破って、家にいるときにも読んでしまうのですが、今回は全然そんな気持ちにならなかったです。
ラストも、私的には納得いかなかったです。
説得力にかけるというか...
他の方のレビューを読ませていただくと、この作品に限らず宮部さんの筆力が落ちてるって意見もありました。そうだったら悲しいな~
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