小学生息子の自転車を買った。

身長が伸びて、これまで乗っていたものがサイズアウトしたからだ。

 

サドルを限界まで上げても窮屈な様子で、ひと回り大きなものへと買い替えた。

 

 

「自転車」と聞いて黙ってはいられないのが、自転車乗りの夫である。

 

彼はロードバイクを趣味にしており、昨年には30万円の自転車も買った。

室内用のトレーニング機械も導入し、毎日せっせと走っている。

 

そのトレーニング機械、見た目がなんだか面白そうで、息子も前からやってみたいと言っていた。

このたびの自転車買い替えを機に、「トレーニング器具にも取付けできるタイプのキッズ自転車」を夫が探しだしたのである。 

 

 

 

 

 

 

機械に自転車を設置するには、「8段変速以上のロードバイク、またはマウンテンバイク」であることが必須らしい。

 

これがまた、クソ高い。

 

一般メーカーの、普通のキッズ自転車に比べて、 1.5倍〜2倍くらいする。

ただでさえ最近の自転車は高いのに、さすがに贅沢ではないかという気がしなくも無い。

 

 

が、スポーツなり学習なり、子がやってみたいという気持ちには旬がある。

この時期だからこそ吸収するものがあるから、それを逃してはいけない。

 

……というのが夫婦共通の教育観だったので、ネットを駆使し、予算的に許せる範囲の、マシンに適合するタイプの自転車を探し当てた。

 

 

 

 

 

 

息子が自転車をどこまで好きになるか分からない、すぐに飽きたら、そのときはそのとき…

 

という気持ちでいたところ、夫の背中を常に見ていたせいか、その後息子も積極的に自転車に乗るようになった。

 

 

今では夫と息子二人で、サイクリングに出かけることもある。

休日、朝6時過ぎに家を出、数十キロ程走り、午前9時頃に帰宅。

 

これがとても楽しく、満たされるようで、初めて長距離を完走した日には息子もとても良い顔で帰ってきた。

 

抜けるような青空のもと、マイ自転車と並び撮映された自撮り写真が、夫からLINEで送られてきた。

 

その場に居なかった私にとっても、これは思い出の写真だ。

 

 
 
 
また、自転車で山を登る「ヒルクライム」レースにも、昨年初めて親子参加した。
私も応援団長として同行。(部員は私一人ですが。)
 
数キロの山道を登り切った息子と夫に、拍手喝采。
応援のためにと、荷物持ちしながら山道を歩いて行ったり来たりした私も偉い。
 
 
 

息子の高っかい自転車を買ったときは、自転車という「モノ」にお金を払ったと思っていた。

 

けれど結果的には、父子で自転車に乗るという「経験」の方にお金を払っていたのである。

 

実際にお金を払ってみないと気づかなかったことだと思う。

 

 

 

 

なお、室内トレーニング機械については私も前から使ってみたいと思っていた。

夫の自転車が大きすぎるので諦めていたが、息子の新しい自転車を取り付ければ私も使うことができる。

 

今では、私も日中にリビングで、自転車の負荷トレーニングで遊んでいる。

一日50分くらい、自転車に乗っている。

 

平日はだいたい毎日乗っているのだが、ウォーキングよりだいぶ疲れるし、息もかなり上がる。

その分、全身を思い切り血がめぐる感覚が心地良い。

 

キッズ自転車に払ったウン万円は家族の「経験」だけじゃなくて、私の健康維持にも一役かってくれている。

 

 

 

 

 

 

※外乗り用にこのヘルメット買った。帽子被ってるみたいに夏の日差しが防げるので超おすすめ!

 

 

 

 

 

 

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