
息子が小学2年生のときだ。
学校から帰宅した彼が、お母さんプレゼント!と言って何かを差し出してきた。
小学生男子あるあるのキレイな石ころかな、それともお花かな、と思って見ると、息子の手にはチャック付のビニール袋が。
学校で配られた、花の栽培キットの中に入っていたらしい。
「みんなぐちゃぐちゃに捨てたりしてたんだけど、お母さんこれ好きでしょ?だからオレだけ持って帰ってきてあげたよ(エッヘン)」
というわけであった。
夫に「袋おばちゃん」と呼ばれるほど、日頃から袋ものを溜め込んでいる私。
生ゴミを捨てたり、こまごましたものを片付けたり、メルカリの梱包に使ったりしているのだが、まさか息子にまでプレゼントされる日が来るとはな…。
ものすごく綺麗に畳んで持ち帰ってきてくれたので大笑いした。真剣なプレゼントだったんだな…。
環境のための行動として「3R」というものがある。
リユース(繰り返し使う)
リデュース(ゴミを減らす)
リサイクル(再資源化する)
アラフォーの私もかろうじてこれは知っている。が、令和を生きる息子が学校で習うのは3Rではなく、5Rらしい。
上の3Rに、
リフューズ(不要なものを断る)
リペア(修理して使う)
を加わえたものだ。
令和…
私にとって一番難しいのが「リフューズ=不要な物を断る」ことなのは間違いない。「とりあえずもらっとこう精神」が強すぎるケチだから。
ビニール袋を再利用するのは、私はエコだと思っている。
けど、同じビニール袋でも、自分で食べたあとのパン袋を再利用することや、一人一枚配布されたものを息子が持ち帰ったのと違って、
わざわざ外部から手に入れようとしたらそれはもうエコじゃない。
ご自由にどうぞのビニール袋を、ご自由に何枚も持ち帰るのは、リユースじゃなくてただの消費(もっと言えば窃盗)だ。だから、絶対にしないようにしている。
それでもこんなに溜め込むか!というほど袋物を溜め込んでいる私。
親として、息子に正しく5Rが伝わるように、私は溜め込むだけじゃない、バランスのいい生活をしていかなきゃいけないんだ。
できるかな…
頑張ろう。
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