先日私は、長年使ってきたタッパーを買い替えました。
古いタッパーは全て捨てることにしたのですが、こんなに丈夫な入れ物をすぐに捨てるのは勇気が入ります。
ですからティーバッグや封の空いたコーヒーを保管するケースとして再利用してみていましたが、軽く20年経つ古タッパーは、置いているだけで何故かベタベタしてきました。
新しいタッパーではそんなことは起こっていません。
タッパーが古びるとはこういうことなんだな、と学んだ私は、それらを小さなゴミ箱代わりにしてから、中のゴミと一緒に捨てることにました。
そうして数個を捨てましたが、残り一つとなったところで欲が出ました。
「やっぱりこの古タッパー、まだ使える気がする…」
ゴミ箱としている内に私が気づいてしまったからです。
ベタベタするのは蓋だけで、入れ物側は無事に近いということに。
古びた最後の一つをどうにも捨てられず、キッチン周りでゴロゴロさせていた最中に、ゴミ処理についてのニュースを目にしました。
ここで突然ですが皆さんは、生ごみの水切りが推奨される理由をご存じでしょうか。
いくつから理由として挙げられる中で恐らく一番決定的なのは、ゴミに含まれる水が多いと、それだけ焼却に時間がかかり、余計な費用(税金)がかかるからだと思います。
この金銭面が一番の理由であろうと私は思っていますが、その辺りの話題をテレビ放送していました。
私は我が家の家計のために、図書館にたくさん本があって、税金控除もいろいろあって、各種手当も豊富に用意されているような豊かな街で暮らしたいです。
市によるゴミ焼却の費用が減ることは、巡り巡って自分のためになるはずで、生ごみの水切りも生活の中では絶対だよなあ…
とぼんやり考えていたこの日、捨てられない最後の一つの古タッパーが目に留まりました。
私は生ゴミについて、これまでシンクの中に袋を置き、三角コーナーのようにしてからそこへ入れていました。
シンクに置いていたのは、もし袋に穴が空いていて液体が漏れても問題ないようにです。
特に鶏肉シートとか、魚の骨とか、そういうゴミを処理するときは必ずシンクの中にゴミ袋を置いていました。
結果、その袋に蛇口からの余計な水が散って水浸しになることが度々ありました。水切りどころの話ではありません。
しかし、この古タッパーを受け皿にすれば、シンクの外に袋を置けます。
しかも、肉パック等を入れるのにスーパーでもらえるような薄くて全く自立しない袋も、これに被せて使えば快適です。
完璧や…完璧すぎて震える…
専用品は売られていますが手を出す勇気はなく、しかもあれは底面から液漏れの恐れがあります。
しかし、古タッパーをホルダーとすれば水も垂れないではないかと思い、しかもタッパーなら、食洗機で洗えます。(これが最大の理由)
洗い物が少ない昼の便で毎日食洗機に突っ込んで洗えば常に清潔。私も楽チン。
完璧やん!!
というわけで、長らく三角コーナーを使わない我が家でしたが、この度シンク外に古タッパーポリ袋ホルダーを置くようになりました。
キッチン周りの物がひとつ増えましたが、代わりに生ごみ袋が水に濡れなくなりました。
この方法でもう一ヶ月ほど過ごしましたが、半透明の古タッパーポリ袋ホルダーは大して視界の邪魔にならず、生ごみ処理も驚くほど快適。食洗機にポイッとできるのも最高です。
タッパーをすぐに全て捨ててしまわなくて良かったと思いました。
我が町の図書館に本がもっと増えますように。控除も増えますように。手当も増えますように。ついでに我が家のお金も増えますように。と願いながら、日々の水切り頑張ります。
※シンクの中で袋を閉じることのできるホルダーというのもあります。
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