小学生の息子がいる。

彼がまだ幼稚園児だった2020年に、日本へコロナが上陸した。

 

素人ができる対策としては、マスクと手洗いうがい、あとは消毒スプレーを持ち歩くくらいしか無かったが、もしものとき用にと私がこのとき初めて買ったのが、「子どもも飲める解熱鎮痛薬」だった。

 

当時は、高熱が出ても病院を受診できるとは限らなかった。

幼かった息子も飲める薬を当時我が家には置いていなかったから、万一用に、一箱買っておいた。

 

 

 

 

私が買ったのは「バファリン ルナJ」という、7歳以上なら服用できる楽だ。

 

同じことを考える人は当時多かったようで、近所の薬局ではこのルナJがことごとく売り切れていた。

在庫がある店でも、一人一箱までという購入制限があった。

 

 

 

あれから数年、コロナの勢いも収まり5類に移行した。

 

この間、幸いなことに、自宅で息子に解熱薬を飲ませねばならないような場面は一度もやって来なかった。

 

それで、すっかり忘れていたのである。 

薬にも使用期限がある、ということを。

 

 

「もしものときの子ども用」として買ったものだったから、大人はずっと手を付けることなく、すっかり薬箱の背景と化していた。

 

それをあらためて手に取ったきっかけとなったのが、半年前の年末年始に、私が酷い風邪をひいたことだ。(→

 

あの時に薬箱を引っくり返したら、昔に買ったこの、バファリンルナJが出てきた。

使用期限は、2024年5月。

 

あと半年もないやん!?ということに、年末の私は気が付いた。

 

 

 
 

もう死ぬかもしれん…というほどに、風邪っぴき当時の私は身体がキツかったが、

身体がキツイのと家計を考えるのとはまた別の思考回路なので、このとき忘れずに、薬箱からルナJを出しておいた。

 

以後、生理等で鎮痛薬が必要なときには、このルナJから消費していった。

 

そしてこのたび、2024年5月ギリギリで、(良いのか悪いのか分からんが)とうとうルナJを使い切ったのである。

 

 

 

使うか分からない薬が切れても「使わずに済んで良かったね」だが、私は定期的に「必ず痛み止めを飲む女」だから、それなのにルナJを使わずに捨てるなんてことになったら発狂していたかもしれない。

 

飲むべき機会があったのに飲まずに捨てる…なんてことにならなくて、本当に良かった。

 

 

 

さて、なぜこんな(くだらない)話を長々したかというと、私と同じように、自宅の楽箱に「子ども用解熱鎮痛薬」が眠っている人がいるのでは、と思ったからだ。

 

バファリンルナJの使用期限は、製造後未開封の状態で3年間らしい。

 

 

 

 

コロナが広まった頃に慌てて買った薬たち、そろそろ使用期限をチェックすべき時期かもしれない。

 

特に「子ども用に買ったけど大人も普通に使える薬」なんかは、無駄な重複買いなどせぬようにぜひご確認を。

 

医療費というのはどうも聖域化されがちだが、気をつけていれば締めることができると思うので、食品同様にしっかり管理しよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

身体がキツイのと家計を考えるのとはまた別の思考回路なので高熱の中ハッと気がついた節約水筒の話。

 

 

 

 

 

 

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