NHKをこよなく愛する、専業主婦39才の私。

 

先日のあさイチで、料理に使う「お出汁の裏技」について放送していた。

 

お出汁?

はいはい自分で出汁取ったら料理が美味くなるってやつですかね?

ちょっと興味はないですね

 

 

って、とっても後ろ向きに番組を眺めておった料理下手の私なんだが、今回は出汁を取る話ではなかった。

 

市販の顆粒ダシをいかに効果的に使うかという話だった。

 

 

それでな、とんでもない有益情報があったのだよ。観てよかった!

 

結論から言うと、

 

顆粒カツオだしに、

顆粒昆布ダシを少し追加すると、

うま味が7倍にアップする。

 

アップするんですってよ奥様!

 

 

 
 

 

 

 

以下、理屈を説明しよう。

 

 

例えば煮物を作ったとき。

よくある市販の、カツオやいりこの顆粒ダシを使ってみたら、「なんか味が浅いなー…」と感じたことはないだろうか。

 

あるよね?あるある。

(しょっ中あるある。)

 

 

そういうとき、「もうちょっとダシを…」と、同じ顆粒ダシを更に追加するというのがよくあるパターンだ。

 

でもこれでは、あんまり意味が無いらしい。

 

人間がうま味を感じる能力には上限があって、あるラインを越えると、どれだけダシを追加しても、人はそれ以上のうま味を感じられないのだと。

 

しかし、この限界を突破する方法がある。

 

 

それは、

カツオやいりこダシではなく、

顆粒の昆布ダシを追加するという方法だ。

 

 

 

人のうま味の受容体って、こんなイメージらしい。

 

 

 

 

 

この①や②のポケットにうまみ成分が入ると、ピカッとうま味を感じる。

 

 

 

 

 

このうち、カツオやいりこなどのうまみ成分は、 ①の、片側のポケットにしか入れないらしいのだ。
 
 
 
②のポケットに入れるのは唯一、
 
昆布のうま味成分だけ!
 
 
 
かつおだしばかり追加しても、①が上限いっぱいだったら、それ以上うま味を感じない。
 
でも、②のポケットに忍び込める昆布だしを追加してやれば、うま味ポケットがダブルで埋まり、人は爆発的に強くうま味を感じるのだと。
 
 
なお具体的には、
 
①に入るうま味成分=イノシン酸
②に入る昆布のうま味成分=グルタミン酸
 
である。
 
 
研究によると、カツオなどイノシン酸だけの出汁よりも、グルタミン酸を加えた出汁のほうが、うま味は7倍もアップするらしい。
 
昔の人はそんな仕組みも知らずにカツオと昆布の合わせダシを使っていたんだろうが、 あれってすごく理にかなっていたんだなあ。
 
 
 
で、この技をシェアしたかった大きな理由が、
カツオも昆布も、
市販の顆粒ダシでOK!
 
という点。めちゃくちゃ楽チンなのだ。
いちいち出汁とったりしなくて大丈夫。
 
いつものカツオだしにプラスして、市販の顆粒昆布ダシも、ピッと袋を開けてチャチャッと鍋に加える。
せいぜい3秒もあれば済むだろう、たったそれだけでいつものおかずが7倍も「うまく」なるのだ。
 
 
 
 
私なんて、番組を観たその日のうちにすぐに昆布だしを買ってきた。
 
かつお:昆布=2:1
 
の割合で使うと良いらしいが、もうそんなのいちいち計らずに、「かつお多め、昆布少なめ」でさっと鍋に入れている。

 

ただの肉じゃがも、ただの築前煮も、めっちゃ簡単に美味しさアップした!

(ような気がする…!)

 

特に魚料理の時に、いつもより美味しいぞ!?と思った!

(ような気がする……!)

 

 

料理上手なお方は、こんなことせんでも、すでにおいしいごはんを作れることだろう。

 

が、私みたいに料理下手な方にはぜひこの「うま味受容体の仕組み」を覚えておいてほしい。

 

キーワードは「昆布だし」

 

ありがとうあさイチ!

これで私の料理もレベルアップだ!

 

 

 
 

 

 

 

※私が長年使ってるのは理研の顆粒ダシです。

って、料理下手が自分の使ってるダシを紹介したところでな…不安

 

化学調味料・食塩無添加。

とにかく安心して使えて、息子離乳食の時代からずっとこれ。

 

 
 
 

 

スーパーには個包装しか売られて無いけど、ネットなら大容量入を買えるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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