メルカリで食器を売った。
キッチングッズや衛生品を売るときに私がしている工夫が、実際に配送に使う梱包材も、出品写真に一緒に載せておくことだ。
たとえば、「ペット用品が入ってたダンボールにお皿を入れて送りますよ」というのが平気な人もいれば、 生理的にイヤだという人もいると思う。
取引が円滑に終わるよう、トラブルの種になりそうなことは、商品が売れる前からとにかく潰しておく。
今回私が食器梱包に使ったのも、あんまりキレイじゃないダンボールだった。
それでも良いよという人が購入してくれたわけだが、少しでも第一印象をよくするために、ダンボール箱の上からキレイな紙で包み直しておいた。
こういうときは、キレイな紙袋を包装紙代わりにすることが多い。
紙袋は、分解して広げれば一枚の大きな紙になるので、メルカリの梱包に重宝する。
分解で不要になるのが持ち手だ。
しかし持ち手も持ち手で、短いものを結んで繋げれば、ゴミの日に新聞をくくる紐に使えたりする。
捨てない生活とはつまり、買わない生活ということだ。
包装紙は買わないし、紐も買わない。
これはあれに使えるな、あっちはそれに使おう、と新しい行き先を考えるのが楽しい。
ただ、私は「溜めるのが好きだから」っていう理由だけで、捨てない・買わない生活をしているわけじゃない。
「お母さん、みんなで武器作るからガムテープ持っていっていい？」と息子に聞かれたときに、
「いくらでも持っていきなー！皆で好きなだけ使いなー！」
と、躊躇なく言えるようにしてたいからだ。
みんなで使うガムテープは買うけど、 捨てるためだけの紐は買わない。
必要なものを買うために、不要なものは買わない。
文字にすればすごく単純なことだが、それを正しく実現するのは意外と難しいし、
自己流で実現してみたらしてみたで、結構「とんでもない暮らし」になる。
それは本当に買うしかないのか？
と極限まで考えてたらいつのまにか私はこんな暮らしをしていて、それで毎日ブログまで書いている。
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