40年近く生きてきな中で、一番衝撃だった節約術が、
「コルク栓の先端をライターで炙って炭化させ、眉墨の代わりにする」というものだ。
もう20年以上前だと思うが、節約系のテレビ番組で見た。
たしかご本人はワインを飲まれず、コルク栓はどこかでもらってくるとかだったと思う。
その後知ったが、あのコルク栓節約術を紹介していた女性は、節約家としてメディアでも有名な方だったらしい。
テレビ的なアレも含めて、自分の立ち位置をしっかり定めてらっしゃるんだなあと感心した記憶がある。
そして最近、あのコルク栓に負けず劣らずな、 ある節約術を知った。
それは、この本に書いてあった。
有元 葉子「使いきる。」
先に述べておくが、有元さんは著名な料理研究科であって「節約家」ではない。
お金目的ではなく、いかに効率よく家事を進めるか、身の回りを整えるか、という生活視点から生まれた使い切り術だ。
そういう類の話として、なんと有元さんは、そうめんが入っている箱の木蓋を、簡易まな板として使っているらしい。
軽いし気を遣わないしで、使いやすいのだそうだ。
あのそうめんの蓋を調理に使うという発想が私には無かったので、衝撃だった。
その道のプロというのは、発想が柔軟だなあ、と。
私もケチとしてはプロの域だと自負しているが、なんせ料理面がまだ新生児状態なので、教えられた道具を教えられた通りに使うことしかできない…。
いろんな「使いきる」話を本書で読んでいたら、私もあのそうめんの箱を、なにかに使いたくなってきた。
それで、最近欲しいと思っていたチリトリを作ることにした。
ミニマルジャンルのアメトピで、チリトリを厚紙で手作りした方を拝見し、 私も作りたくなったのだ。
上のチリトリは、お菓子の空き箱に紐を付けて作られている。
その手があったかー!と思い、私もそうめんの箱を使って、自己流で作ってみることにした。
①そうめん木箱の側面を外す。
(なんと、手で簡単に外れた。)
②断面をやすりで削り、なめらかに整える。
③ダイソーの裁縫用目打ちでサイド2ヶ所に穴を空け、
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