鶏ササミを調理していたら、一緒に台所に立っていた9才息子に聞かれた。
「お母さん、ムネ肉とササミってどうちがうの?」
・・・知らん!
ムネ肉はムネだが、 ササミってどこだ!?
そんなときこそ広辞苑の出番である。
ちゃっちゃら〜〜
「ササミ」で調べたところ、あれは鶏の「胸部の奥」にある部位らしい。
図解も載っていた。
著作権上ここにそれを載せて良いかが分からないので、私が真似して描くと…
はーん、なるほどそこだったのか!
広辞苑の図が分かりやすくてすばらしい。
息子もへ〜という顔でページを覗き込んでいた。
さらに、もうひとつびっくりしたことがある。
ササミって、
笹の葉の形をしているからササミ
って名前が付いたんだってな。
これも広辞苑に書いてあった。
料理ギライで、鶏といえばモモしか使わなかった私、ムネ肉もササミも買うようになったのはつい最近のことだ。
基本的な情報をなんにも持たないまま、恥ずかしいほどの丸腰で、手探りで調理している。
マジでなんも知らねー母ではあるが、私には広辞苑がある。
ササミ(笹身)以外にも、最近広辞苑で知ったことがあった。
東京は「銀座」の地名の由来だ。
あれは、徳川の時代に銀貨の鋳造が行われてたから「銀座」なんだと。
金貨を鋳造する「金座」もあったらしい。
いや、こんな話、受験期に絶対に日本史でやったと思うが、私はもうなんにも覚えていない。
だからこれも、「初めて知った」。
広辞苑を見ながらへぇ〜へぇ〜唸っていたら、 息子に言われた。
「お母さん、その辞書、本屋で買ったよね、覚えてるよ。たしか高くて、1000円くらいしたんだよね」
息子よ、ケタがちがうぞ。
この広辞苑は、10,000円だ…
え゛!?
そんなにしたの!?
って、ドン引かれてしまった。
でもこれだけ使ってるから、お母さんすでに4千円分くらいは元取ってると思うんだよね…!
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