「もしかしてお金持ち?」と息子のお友達に聞かれたことがある。

我が家の作りが、玄関入っていきなり吹き抜けだったからだ。

 

いやいやとんでもない、積水ハウスの君んちに比べたら天と地の差!

 

なのに我が家がお金持ちの家に見えるだなんて、第一印象って大事だなーと考えていたら、昔読んだインテリアについての本を思い出した。

 

 

たしかインテリアコーディーネーターの方だったかの著書に、こんなことが書いてあった。

 

「部屋をおしゃれに見せるには

 入口の対角に気を配れ」

 

 

人が部屋に入った時、足元よりもまずは遠くへ目線が行く。

 

その「遠く」が殺風景だと、部屋全体が殺風景な印象に。

その「遠く」がオシャレに整っていると、部屋全体にもオシャレな印象を持たれる。

 

その「遠く」というのが具体的には、入り口から見て対角にある、部屋の隅っこのことらしい。

 

 
 

 

 

その場所に、例えば気の利いたグリーンとか、デザイナーズの椅子とかをポン、っと配置してみたら良いらしい。

 

実際に来客者から見える景色が図解されていたのだが、なるほど本当だな、という感じだった。

 

ただし肝心の、本の名前を忘れてしまった。

著者に申し訳ない…

 

 

 

 

 

で、我が家の話だ。

 

うちのリビングの場合、部屋入口の対角には、アイランドキッチンがある。

 

つまりこのキッチンをいかに整えるかというのが、部屋全体の印象を左右するということだ。

 

なんか…プレッシャーだな…

 

 

でも私は、自分にセンスがない、プラス掃除下手であることを自覚しているので、普通キッチンの上に置かれるような調味料類も何もかも全てを、キッチン引き出しに閉まっている。

だから、頑張ればなんとかなるかもしれない。

頑張れば!

頑張ろう。

 

 

で、ある日頑張ってみたところ、たしかに入口対角にあるキッチンを綺麗にしたら、手前の空間がどれだけ散らかっていても部屋が綺麗に見えた。

 

おお…これか…!

 

いやでもなんっか、

なんっか引っかかるんだよなあ…

 

と思ってもう一回部屋の「遠く」に視線を投げた。

 

今度は入口の対角ではない、入り口からまっすぐの、二番目に遠いすみっコ。

 

 

 
 
 

そしたらその目線の先に、こんなものが置いてあった。

 

酒だ。

 

 
 
リビングの端っこに、夫晩酌用の酒が積まれていたのだ。
 
「酒か…すっかり景色と同化して気づかなかった…でもここが邪魔にならなくて、一番便利なんだよな…」
 
「これがここにない方が、部屋はオシャレに見えるのは分かるけど、オシャレに見えたところでそれがどうした…」
 
「そういえば酒に限らず、キッチンだって、毎日のことなんだから、オシャレに見えるより使いやすい方が大事だろうよ…」
 
 
とこんな感じで、うちのオシャレ化計画は一瞬で振り出しに戻った。
 
すっごく参考になることが書いてあったと思ったのに、うちでは全然参考にならなかった、なんでだろう?
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※今更な余談

「手取り年収450万のリアル」っていう下世話なタイトル、どうしよっかなー…という話をしたところ、家計ジャンルブロガーの1048さんからコメント欄でアドバイス頂きました。(→

 

ちょっとそれアタイやってみるわー!つって今、タイトルの後ろにちょろっと追加してみてます。

 

「手取り年収450万のリアルな片付かない暮らし(仮)」

 

私が付けたやつ、なんか長いな…まあいいか…ということで、仮でお試し中です。ちょっとした変化が楽しいぞ!

1048さんあざっした!

 

 

 

 

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