昨年、ユアマイスターのプロに我が家の風呂を掃除してもらった。
 
PRのような書き出しだがPRしたいわけではないのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。
 

 

 
ユアマイスターによる作業について私は、サッとかけたらパッと汚れが落ちる、魔法の洗剤を使うような掃除をイメージしていたが違った。
 
ゴシゴシと擦り続ける、ものすごい人力作業であった。
 
 
落ちにくい汚れというのは大概、層になって蓄積しているらしい。
酸性の汚れ、アルカリ性の汚れ、また酸性の汚れ、というように質の違う汚れが重なってできている。
 
それを、一番上の酸性汚れにはアルカリ性洗剤をぶつけ、次のアルカリ性汚れには酸性洗剤をぶつけ、というように上から順番にやっつけていく。
 
酸性のカビ汚れが目立つからといきなりアルカリ洗剤をぶつけても、見えないアルカリ汚れがカビ汚れの上を覆ってしまっていた場合、アルカリ洗剤はカビには届かず、意味をなさない。
 
この見極めが素人はできない。だから「よく落ちる洗剤だって口コミで見たのに全然汚れが落ちないじゃん」ということになる。
 
 
と、ちょっとあやふやで申し訳ないが、そういうことらしい。
 

 

それぞれの汚れに適した洗剤をその場で瞬時に見極め的確にぶつけていく、それはそれはプロの仕事であった。
 
それでもやはり、最後は結局手作業で洗い上げるのだ。
 
狭い風呂で汚れと戦う、日当5万円でもまだ安いと思われるような重労働だ。
と見ているだけの私は思ったが、ユアマイスターでこの会社の風呂掃除の表示価格は、当時一万円にも満たなかった。
 
キャンペーンで値下げ中だったらしい。良くも悪くもとんでもない。
 
 
ユアマイスター

 

 
当時ユアマイスターで来てくれたプロは、元々小規模の、個人のお掃除屋さんであった。名の知れた業者ではない。
 
しかし、有名業者だから仕上がりが完璧で、無名業者だから仕上がりがイマイチ、などということはありえない。
結局は作業する人による。
 
今回お願いしたのは口コミ抜群の、業者というよりは「掃除オタク」のような人であった。
 
専門家が見つけられなかった新種の虫をオタクが見つけるということが時々あるように、オタクの集中力、探究心、対象への熱量は凄まじいものがある。私もケチオタクだから分かる。
 
今回風呂掃除を依頼したプロは、専門家でもありオタクでもあるのだからこれ以上ない人選であろう。彼のおかげで我が家の風呂は驚くほどピッカピカになった。
 
 
 
オタク的プロの手によって我が家の風呂があまりに綺麗になったので、前から置いていた風呂スポンジの小汚さが、とんでもなく目立つようになってしまった。
 
そこからカビ菌が再びばら撒かれかねない気がし、掃除をしてもらってからまもなく、新しいスポンジを買ってきた。
 
こちら、ちゃんと読めますか?

 
 
「立てかけ収納」できるスポンジ、ではなく「かけ立て収納」できるスポンジ。
  
 
立てかけられるのではなく、掛けたり立てたりできるスポンジという意味の名前。
 
浴室のタオル掛けに引っ掛けられるように切り込みの入っている、気の利いた作りのこれが、なんとダイソーで110円。
 
 
 
 
 
「吹き付けるだけで汚れが落ちる洗剤」とか、「撫でるだけで汚れが落ちるスポンジ」とかいうものもあるが、オタク的プロの掃除を間近で見た結果、掃除はやはり、自分の手でゴシゴシ擦るのが一番だと感じた。
 
洗剤の質も、スポンジの質も、大切ではあるが二の次。
 
どれだけ高価なスポンジを使っても、撫でるだけではいずれ汚れは溜まる。
 
 
 
 
 
 
 
「よく落ちる」とかいう表記はないが、収納的に優れた工夫をされているこのダイソースポンジで、私は風呂を洗うことにした。
 
風呂スポンジに限って言えば、洗いやすさよりも収納のしやすさの方が私にとって大事である、今回そのことに気付けたのは大きい。
 
 
プロのような掃除はとてもとてもできないが、プロによる掃除が必要にならないように私はしっかり、このスポンジで風呂を擦る。
 
そしてまた、数年後にはこの度と同じオタク的プロのその人に、私が落としそびれて蓄積した汚れをすべてサッパリ完全に、綺麗にしてもらいたいと思っている。
 
 
 

 

 

 

※ダイソーの4倍するこちらも同じく引っ掛けられるスポンジ、「QQQ」。

口コミがとても良い。

ただしいきなり買うには勇気がいる。

100円のスポンジがいかなるものか、まずは試してみるとする。 

 
 
 

 

 

 

ユアマイスター

 

 

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