「そんな姑息なことをするな」とは、私が高校生の時に父から言われたセリフです。
当時私が一体何をしでかしたのかは忘れてしまいましたが、仲の良かった父から「姑息」などという辛辣な評価を受けるとは思わず、私は無言で固まりました。
そんな私の様子を見た父は、続けてこのように言いました。
「姑息っていう言葉の意味、知ってるか?卑怯って意味ちゃうで。【その場しのぎ】っていう意味や。」
そーなん!姑息って、卑怯って意味やなかったん!
言葉の正しい意味を知らなかったばかりに会話を続けられなかった、勉強はやはり大切だとあのとき私は思ったものです。
さて、私が何故冒頭でこのように「姑息」の意味を振り返ったかと言うと、私が「姑息的な手法」としてこれから紹介する内容が、「卑怯な手法」として誤った捉えられ方をすると困るからです。
その場しのぎではあるが決して卑怯ではない、ある種の正攻法であると思いながら、下記に「アクセス数の稼ぎ方」をご紹介します。
さて私は本ブログ「手取り年収450万のリアル」を昨年5月に開設しました。書くのが楽しくて気が付けば1日に3つも4つも記事を更新していましたが、そうもできなくなったのがブログ開始3か月後の8月。理由は現在小学1年生の息子が夏休みに入ったことです。
一日にいくつも記事を書き溜めることが時間的に難しくなり、ストック記事を順番に吐き出すだけの日が続いたところ、当然ですが手持ちのストック記事がみるみる内に減っていきました。
個人が趣味でやっているブログですから、一日に何記事も更新する必要はありません。しかしその頃には少しずつですがブログを読んでくださる「常連さん」が現れ、中でも多かったのが、「毎日朝の通期電車の中で読んでます」というお声です。
その頃には既に、朝昼夕と一日3記事更新というペースが出来上がっていました。
コメントやメッセージで複数の方から「朝に読んでいる」という話を聞いた私は悩んだわけです。
夏休みに入り、記事を書くペースが間に合わない…。
一日二回の更新にするなら昼夕としたいが、朝に読む方がいるなら早朝にも新しい記事をアップしておきたい…。
素人が何を張り切っているかとお恥ずかしい限りですが、このような理由で私は朝の更新を捨てきれず、苦肉の策として行ったのが「過去記事の使いまわし」です。
昨年11月より、早朝5時に更新する記事は、埋もれていた過去記事の再掲載で済ませることにしました。
※こちらに事の詳細を載せています。
昔書いた記事の使いまわしにより「一日3記事」を死守するという、なんとも姑息な(その場しのぎな)手段ですが、アメブロ的にはこれが大当たりでした。
それというのも、この「午前5時に過去記事を再掲載する」ことを始めた途端、その早朝記事がアメトピに選ばれることが続出したのです。
多い時では週7日のうち、6日連続でアメトピになりました。すべて朝5時にアップした過去記事です。
しかも、当時もアメトピだったが再掲載の今回もアメトピだった、という「アメトピ2度目記事」までもチラホラ発生し、私はもうウハウハです。記事を書いたのは確かに過去の私ですが、それを使いまわす時にはもう人のふんどしで相撲を取る気分で、一切苦労せずにいいとこどりだけさせてもらった気持ちになりました。
当然ながらアクセス数も、増加の一途を辿りました。一日3記事ペースを保ったままのアメトピ続出ですから当然です。
古い記事に限って何故こんなにもアメトピになるかと、私は考えました。
一番の理由は恐らく、ブログ開設初期のやる気にあると思われます。
ブログ開設して間もない時期と言うのはやる気に満ち満ちていますので、ジャンルに沿った、しっかりした記事を書こうと努めます。
ネタに困って川で捕まえたスッポンの記事を書くようなことは無く、住宅ローンや、給料や、家計についてズバリの金額が載っている記事、そういうアメトピ好みの良質な記事を書いているのがブログ初期というものです。
しかし初期のブログなど誰も見ていません。イイネは少ないし、ハッシュタグの付け方もいまいちだし、アメトピ選定者の目にも触れないので良い記事を書いても埋もれてしまいます。
なんと勿体ないことでしょう。折角書いたのに誰にも読まれないまま後ろに追いやられるなんて、悲しすぎます。
そこで登場するのが「過去記事をバンバン再掲載する」という姑息な技です。
ブログ開設しばらく経って、ランキングが上がってきたな、フォロワーさんも増えてきたな、というタイミングで、昔の記事をどんどん載せていくのです。
時系列が重要なブログでこの手は使えませんが、私のように何を書いているのかよく分からないブログの場合、時系列無視で再掲載し放題。書く時間が取れなくても、過去記事のコピーであればすぐにできます。
ブログを長く精力的に続けていくために、昔の自分の力を借りるのは妙手であったと私は感じています。
大変に「姑息な」手段ではありますが、早朝だけとか、夜中だけとか、もしくは自信のある記事だけなどと自分の中でルールを決めて、どんどん記事を「再掲載」する。
埋もれた文章を読んでもらえて、アクセスアップも期待できる、一石二鳥の姑息な技、是非お試しください。
※再掲載のし過ぎで読者が離れる可能性については目下調査中です。
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