こんにちは。
かせゆきです。
わたしにも、20代の頃がありましてね。
今は栃木在住ですが、26歳になった頃まで札幌に住んでました。
知ってる人も多いかと思いますが、
わたしは20歳頃から奥田民生さんのファンであります。
札幌では、必ずライブに行っていました。
バンドブームの頃でしたから、
いろんなアーティストがライブをしに、
札幌へやってきました。
そして、
だいたい芸能人のみなさん、ススキノで遊んでいかれます。
わたしも社会人になると、誰がどこで遊んだらしいとか、
どこどこで誰々に会ったとか、
ある意味いい加減で、ある意味ホントっぽい噂が、
ちらほら耳に入ってくるようになりました。
ススキノってね、
狭いのです。
あるプロモーターが北海道の興行を牛耳っていたので、
彼らがアーティストをつれてくお店は、
何軒かは把握できました。
健全なお店に行ったのであれば、あそこかな?ってわかる。
まぁ、健全じゃないお店については、よく分かりませんが。
あるとき、二日間、北海道厚生年金会館(今はなき)で、
奥田さんのバンド、ユニコーンのライブがありました。
二日目のライブが終わった夜、
わたしと先輩のおじゃりんは、ビールを飲めるお店を探していました。
ススキノにお店はたーくさんあるんだけど、
入ったことがないお店って入りにくい。
時間的に閉店間近なお店も多い。
当時はスマホもない時代。
当然、『ぐるなび』とか『食べログ』とかもありません。
若い私たちは、行ったことがあるお店しか行けません。
明るくて安全だけど、
一歩奥へと踏み出すと、危ないお店もあり気な、そこはススキノですからね。
わたしとおじゃりん、どーしよっかぁと話し合いました。
私たちが知ってるお店の一つに、「トライベッカ」という店がありました。
マスターが、
夜中にやってる地元の音楽番組にちょっと出ていて、
来道するアーティストたちと、つながりを持っている方でした。
「トライベッカ」という店名も、吉川晃司がつけたらしいと聞いていました。
さらにさらに、
おじゃりんのお姉ちゃんの友達なのか、友達の友達なのか、よくわかんないけど、
その人が吉川晃司ファンでしてね。
当時の吉川晃司は、13枚目か14枚目のシングルを出したあたりと言えばわかるかなぁ。
って、
わかったあなたはただの吉川ファンですね?
さて、
そのおじゃりんのお姉さんの友達らしき人を、
仮に、Aさんとしよう。
Aさんの、こんな話を聞いていました。
Aさんは、まず一人でそのトライベッカへ行き、
お客さんがいない時を見計らって、言ったらしい。
「マスター、テレビ出てますよね。」
そこから、マスターと話すきっかけを作り、
音楽はそんなにわかりませんけどくらいな感じの態度で、
話を盛り上げ、
Aさんは、徐々にトライベッカの常連になっていきました。
そして、ある日のXデー。
吉川晃司が札幌でライブをしました。
Aさんの計画は、全てこのXデーのため。
彼女は、なんでもない風を装って、トライベッカへ行きました。
今まで、マスターには、一度も吉川ファンだと告げていません。
この日のために、黙っていたAさんに、
マスターはまんまと言いました。
「こっちのテーブルにおいで、今日は吉川が来てるんだよ。」
ひゃーーーー!!!
誰かのファンであったなら、この状況の美味しさがわかると思う。
Aさんは、みごとに吉川晃司と一緒にお酒を飲むという夢を叶えたのでした。
めでたしめでたし。
って、
ここまでが、わたしたちが聞いていた、トライベッカにまつわる話でした。
でね、
何が言いたいかというと、
『吉川晃司とお酒を飲みたい。』って願ってるだけじゃ、
なかなかそんな日はやってきません。
なぜかと言うと、
自分の中でね、その『吉川晃司とお酒を飲む。』っていう願いが、
【非現実的】だからです。
でも、Aさんは、『吉川晃司とお酒を飲む。』を、
【現実的】に考えてました。
だから、こうやってうまく叶うわけです。
この、
【現実的】と【非現実的】の感覚。
【非現実的】が、【現実的】に、グルンと変わる時、
引き寄せとか、世界が変わるってことが、
起きるわけです。
あなたが願ってること、あなたは、
本当に【現実的】に、願えているでしょうか?
もしかして、願ってるだけの状況を、
楽しんじゃってないですか?
まず、ここに、
願いや夢を叶えるヒントがあります。
人は、実際に『それ』を手に入れようとすると、
躊躇します。
この躊躇がなくなるのが、
【非現実的】が、【現実的】に変わることと、
同じと言っていいでしょう。
実はね、
わたしには、この躊躇してしまう気持ちが、
痛いほどわかるんです。
本当にね、
夢見てる方が楽で楽しいですよ。
夢見てるって楽しい気分だけいただける〜♪
夢(妄想とも言う)が現実になるってことに、
怖気付きまくってた当時のわたし。
この、ユニコーンの二日目のライブが終わった日の夜、
けっきょく、わたしとおじゃりんは、
トライベッカへ行ったのです。
それも、
なぜ行ったかと言うと、理由が情けない。
私たち二人の耳には、
『昨日、民生がトライベッカへ行った。』という、
情報が入っていたのです。
「昨日、来ていたなら、二日連続は来ないよね?」
「生でメンバーに会うなんて、死ぬからムリ。」
「会わないとわかれば、安心して飲める!」
そんな理由で、
私たちは、トライベッカへ向かったのです。
でも、
この時の私たちには、想像もできなかったです。
引き寄せには、もう一つの方法があったということを。
ってことで、
今夜のメルマガに続く。
(うそ、このブログにもちゃんと書くよ。)
書いた→→奥田民生を引き寄せた女の話
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