ミュージシャンとビジネスマンのパラレルライフ -20ページ目

ミュージシャンとビジネスマンのパラレルライフ

外資ITで広告プロダクト担当をしながら、ミュージシャンとして音源リリースやライブを15年続けています。

「The Intelligent Investor」ベンジャミン・グラハム

 

◼️投資家と投機家について、投資家と投機家の最も現実的な相違は、その人が市場変動に対してどのような態度で臨むかという点である。投機家の最大の関心事は、株価の変動を予測してそれによって利益を得ることである。投資家の最大の関心は、適切な価格で取得して保有することである。

◼️投資戦略を決定したり、貯蓄を主目的とする人々と投資家の双方に対し、債券や株式といった有価証券への投資に回そうと彼らが考える資金の運用について、大きな過ちを犯すことのないよう導き、不安なしにいられる投資方針を作り上げる

◼️詳細な分析に基づき、元本を保全して、適切なリターンをあげる投資に徹すること。投機を避け、ポートフォリオの運用方針を単純化(優良債券の購入および優良企業の普通株への分散投資)するべき。

◼️株価と株式の本質的価値の差である安全域の原則を確固として守った投資アプローチをとることで、十分な投資収益を得ることが可能である

 

□何度か読み返そうと思います。

 

 

 

「Snowden」オリバー・ストーン監督

 

◼️2013年6月、イギリスのガーディアン紙が報じたスクープで、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在が暴露された。ガーディアン紙に大量の最高機密情報を提供したのがたったひとりのNSA(米国国家安全保障局)当時29歳の若者職員であった。

◼️軍に志願入隊したスノーデンは、足に大怪我を負って除隊を余儀なくされ、CIAに採用された彼は、持ち前のずば抜けたコンピュータの知識を教官に認められ、2007年にスイス・ジュネーヴへ派遣された。しかしそこで目の当たりにしたのは、アメリカ政府が対テロ諜報活動の名のもと、世界中のメール、チャット、SNSを監視し、膨大な情報を収集している実態だった。やがてNSAの契約スタッフとして東京の横田基地、ハワイのCIA工作センターへと赴任し、民主主義と個人の自由を揺るがす政府への不信をいっそう募らせたスノーデンは、恋人のリンゼイをハワイの自宅に残し、命がけの告発に踏みきるのだった……。

 

□パブリックになった時の後光が差しているシーン、表情と共に本人の開放感を表したシーンが印象的。ただ、彼個人としての開放感より、全世界が開放されたという意味でのシーンとして表現してくれたら、なおとても作品として良かったなと個人的には思う。

□個人情報の扱い方なんて、そんなもんだろう、と本当に思う。

 

 

 

 

「万引き家族」

 

◼️年金暮らしの老婆、日雇い労働者の男、クリーニング屋で働く女、風俗で働く女、11歳の男の子が、荒川区のボロ屋で生活しているところに、6歳の家から締め出された女の子が一緒に住むことになる。万引きと車上荒らしを繰り返す男ども、元旦那の息子から毎月お金をもらう老婆、クリーニングのポケットから盗む女、など、日々の生活が苦しい中で色々な奪い合いをしながらも、楽しく暮らす家族。

□不正受給や貧困家庭という社会問題に焦点を当てて10年ほど構想したという映画らしいが、それに家族の絆といったテーマも重ねて進行しているアレですが、理想不在と現状の疑問とその再生、という意味合いとして受け止められた感じがした。きっとそれらが解決しないと、誰もが同じ境遇になる可能性があるかもしれないわけで。

□細野晴臣のエンディング曲、ピアノの音がピッチダウンする訳だけど、映画のテーマソングでそういうのは初めてだったなぁと。

 

 

 

「「おカネの天才」の育て方。」ベス・コブリナー

 

 

■子供がお金をどう扱うようになるかに最も大きな影響を与えるのは親なのだ。お金の管理に役立つ習慣の多くは、7歳までに決まると言われる。

■子供は3歳にもなると、お金の概念を理解できるようになる。また、3歳にもなると目の前のことを我慢できるようになる。

■具体的な数字を示すと、お金の話は理解しやすい。22才の時から毎月315ドルを確定拠出講座に入れておくと、65歳の時には100万ドル以上になるんだよと言えば良い。

■「今はお金がないからグミは買えません」と言うより、「今組にお金を使わなくてもいいとママは思う。歯医者さんからも、グミみたいな甘いものは食べちゃダメって言われたでしょう」と言う方が良い。

■大学生の調査では、子供の頃に親同士がお金のことでもめていた人たちはそうでない人たちよりも、3倍の確率でクレジットカードの借金が500ドルかそれ以上あった。

■親がいくら稼いでいるかを教える必要はないが、自分たちが所得中間値に比べてどのあたりにいるかを教えることはできる。

■長期目標に向かって諦めず努力できる力があるとされた人たちの貯蓄額は平均的世帯を20万ドル以上も上回っていた。

■子供が何かほしがったら、本物ではなく写真変えのようなものだと考えなさいと教えるといい。

■アニメヒーローでも架空の賢い少年でもいい。衝動的に行動する代わりに自分の選択を客観的に考えさせるのだ。

■家族の貯金箱は子供との共同プロジェクトになる。

■大まかなルールを決めて、例えば手に入れたお金の1/4を貯めるようにして、それを守り抜く。

■親がマッチング制を導入する。

■大学の学費を全て親が負担している子供の評定平均は、自分が少しでも負担する子供よりも低い。

■子供のマンションの頭金を少し助けたからといって、どんなものを買うか口を挟む権利は親にはない。安全や売却価値について考えるだけにしておこう。

■やり抜く力が知性よりも子供の成功を左右する。

■お小遣い性がうまくいくポイント。1:明確なルールにする、2:一貫性を持つ、3:ある程度子供に任せる、4:現金を使う、5:お手伝いとお小遣いを切り離す

■住宅を買うにあたって、子供の頭金を助けたからと行って、どんな物を買うか口を挟む権利は親にはない。安全や売却価値について考えることにしておくべき。

■達成するまでに注いだ努力に対して具体的に意義のある褒め言葉を与える方が良い。

■どんな職業の人に対しても尊敬を忘れずに親が接するようにする。

■仕事を引き受ける時に、適正な値段を調べて要求する。

■高校生がアルバイトする時には、夏休みなどに集中的に働くバイトなどをさせる。週末も含めて15時間以上働くと成績が落ちる。貯蓄もさせる。現金主義にしておく。

◼️大学生は週20時間までならバイトしていない学生より、成績が良い傾向にある。

◼️ニューヨーク市の平均的なテクノロジー企業かは、一流大学を中退した天才少年ではなく、きちんと学位を取得して業界でしばらく働いてから31歳くらいで起業している人がほとんどだ。

◼️小学生になると単純な投資の概念を理解できるようになり、親が思う以上に投資に興味を持つようになる。中学生で72の法則を伝える。

◼️年老いた自分を想像できる若者の方がお金持ちになりやすい。

 

□堅実な判断が継続的に出来るよう仕込み続けるというのが、お金にかかわらず重要だということ。

 

 

 

 

「藤田嗣治とは誰か」矢内みどり

 

■「いくら西洋人の優れたものを真似したってそれは模倣に過ぎないと思うのです。欧米人の持たぬもの出来ぬこと、ー底をつくのが私一つの主眼だったのです。」

■良き支援者を得ると言うことは、古今東西、芸術家の才能の一環であり、決して非難されるようなことではないだろう。

■「相変わらず仕事一番にやってます。仕事以外には何も私たちの役目はないのです。」

■「隣の色で何うにでも変わって見えるものだ。落ち葉の美しいのは地べたの色が美しいから美しく見える(中略)隙間の色が大事だ」

■「写生の実物を只曲げてモンタージしたからとて新しくはない。一ツ一ツのものも又実物を分解して構図に組み立てなくてはおかしい」

■「私たちは凡才だから自殺はしないで一生懸命やりましょう」

 

□遠い親戚にあたるが、改めてちゃんと知っておくと言うのが良いと思って読んでいた。

□本人は芸術家と言うより職人と言う気質が強いという自意識があったようだが、言ってることは確かにその表れであるような気がする。