幼稚園になぜカミングアウトしなかったか | ~自閉症~3人4脚ゆるっとABA療育(* ´ ▽ ` *)

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2018年6月生まれの息子は、1歳半検診で発達の遅れを指摘され、1歳8ヶ月から家庭療育を、1歳11ヶ月からABA主体の療育先に通っています。

2021年2月に妹ちゃんが生まれ、賑やか4人家族に♡

自分への励みと、どなたかの参考になればと思い書いていきます(* ゚∀゚)

何故、正直に話されないのですか?とコメント頂きました


110ヶ月から通っていた保育園は、カミングアウトアウトしない方がいい。保育園では問題なかったし、困り事がない。


111ヶ月から通っているABA療育先(当時は週33歳から週1.5回)は、カミングアウトしない方がいい。やっていけそうなレベルだから、小学校でいきなり普通、で戸惑うより今紛れるならそちらがいい。


ESDM療育先の発達検査担当者からは、した方がいい。その方が息子さんが生活するのに困り事が減ると思うから。


と三者三様のご意見。

それぞれ過去記事に書いてます。


↓ESDM療育先心理士


↓保育園の園長先生



でも、振り返ると我が家夫婦の意見は纏めてなかったかもアセアセと思い今回書いてみます。



夫婦では幼稚園入園半年前から悩んでいました。言うか伏せるか。結論として伏せたのですが、理由は下記の通りです。



私達(若しくは、私(ママ)の意見が強いかもですが)は息子に出来れば通常学級に進んでほしいと思っていました。今もそうです。


息子は幼稚園入園前、11の意思疎通に問題はなく(自分が言いたいことを言う癖はまだありますが)、発達検査でも、認知・適応、言語・社会の項目では年相応〜やや上、の結果。課題としては、社会性で、お友達や先生とのやり取りを含めたいわゆる集団生活に適応出来るか、という部分でした。


この部分を小学校就学までに伸ばすには、普通(加配なし)に幼稚園に入園してみて、揉まれてみるのが1番いいのかな、と判断したのです。もちろん、加配をつけ、徐々に慣らして加配を取る、ことも可能かもしれませんが、1度加配がついて取れるには何がどう出来る様になればいいのかあやふや、そして加配が要らないですよ、と幼稚園側から言われたとしても、それは本当なのか、金銭的&マンパワー的な事が背景にあるのかは、私達はきっと知り得ない。(息子さん、発達障害の可能性ありますよ、より、マンパワー的にキツいのもあって加配要らないと思います、って言っちゃいました〜、のが社会的に言わないと思うので



加配が取れたとしても、先生方の、この子はそういう子だ、と色眼鏡が取れることは人間心理的にないでしょうし。


そうであるならば、伏せてチャレンジさせる事が出来るのは1回きりの大チャンス。ギリギリのラインかもしれないけれど、やってみよう、と考えたのです。


もし、凄く迷惑をかけたり、息子が辛いのであれば、すぐ言えばいい。加配がすぐつかないのなら、私がシャドーとして毎日付いていってもいいし、加配がすぐつく幼稚園に転園したって、引っ越ししたって、全然OK。極論、いいところが見つかるまでは数ヶ月行かなくたって、いいんだし!そこにお金や時間をかけるのは夫婦として全然アリ!と保険的考えも備えています。


息子がやっていけそう、というところまで成長してくれたこと(2歳前は知的障害の可能性を指摘されたくらいなので)、そして夫婦共に、色んな保険を備えながらもチャレンジさせる事に意見が一致したので、正直に伝えない、という道を選択しました。



正直であるべきだ、という倫理には反します。

でも、もし、息子が小学校普通級に行った時、加配がついていたことを覚えているお友達がいたら…?そして本人が、その過去を嫌だ、消したいと思う可能性があるのであれば(実際、知的に問題がなかったASDのお子さんが成長後に、加配がついていたことや、小学校の支援級であったことを隠したい、バレたくない、と思っている人もいるそうで…)、チャレンジできるのであればやってみよう、とも考えています。


何が正しいか分かりませんが、半年悩んで、色んな人の意見を聞き、そして1番近くで息子を見ていて出した結論です。


↓結構仲良く遊べるようになりましたピンクハート