2019年のJCSコンサートはチケットは取ってはいたものの台風で行けませんでした。
前回は東京公演だけだったのですが、今回は大阪もあるということでリベンジでチケット取りました。

JCSは四季版でしか観たことがなかったので、まずは二幕構成ということに戸惑い、
歌が終わってからの拍手や手拍子に戸惑い、ホサナでは手を振っていいのか戸惑った。
しかし、ヘロデ王がお手振りしていたのでいいのか(足振りもしていたよw)。
そう、ヘロデ王は出番ない時も後方に控えていたのですがずっとたたずまいがヘロデ王なんですよね。
そして、たった一曲ですべてもっていくフジオカアサアキすごいなあwww
「オオサカーオオキニー」と言ってたよ、ヘロデ王なのに(笑)。
対して、柿澤シモンも宮原カヤパも歌はすごくいいんだけど、どうにも印象薄くて。
というか脳内で高井カヤパとソンダンの西尾シモンが頭をよぎる四季ファン(笑)。

当然字幕はあれど全編英語なのですが、四季版よりストーリーや心情がすとんと入ってきました。
最後の晩餐の演出がすごく好き。

ニアタマがこれなのがすごくいい。
そして、民衆の手のひら返し、ピラトの葛藤の部分がすごくしっくりきた。
イケオジピラトとアンナスもすごかったな。
アンナスの高音すごく好き、でもワイスが頭をよぎる四季ファン(笑)。

マリアの無理せずさりげなく巧い歌もすごく好き。
清廉で母性があるだけではない、いい意味でのビッチ感があるのも良かった。
「I Don't Know How to Love Him」も素敵でしたけど、
なぜかいちばん印象に残ったのはテリーペテロとのデュエットでした。

さて、色々書きましたがマイケルのゲッセマネとラミンのスーパースターで元取った!
というか実質タダ!
マイケルは配信では観たこと(聴いたこと)があったのですが生では初めてでした。
ラミンはCHESS以来だから1年半以上ぶり。
マイケルとラミンの歌のシャワーをいっぱい浴びて生きてて良かった2021!

アンサンブルも豪華ですごく聴きごたえありました。
たかしさんは四季ではシモンやっていましたしね。
染谷くんが好きなので結構ソロパートもらえていて聴きごたえあってよかったです。
仙名さんとお染さんがカテコでハケる時にじゃれあっていたのが可愛かった。
何回目かはハート投げていたし、かっきーと仙名さんもじゃれあってた。

最高音響のフェスで、地元でこんなハイクオリティなものを見せてもらいとても贅沢な時間を過ごすことができました。
こんな大変な時期に日本に来てくれて本当にありがたく思います。

 

 

何度も観たような気がしましたが生では初めてでした、The Bridge。
配信では2パターン見ていますのでだいたいの流れは把握していました。
そして衣装も(笑)。
しかし、配信では後半トンチキに思えたのが生だと思ったよりもトンチキには見えなかったのは、舞台の大きさと照明のせい?
単に私の目が慣れたせい?
しかし、オペラ座にはやっぱり合ってなかった(笑)。

今回のキャストは本命がいない私でも目が足りないメンバーでした。
特に男性陣は千葉さん以外は全員顔が把握できる。
個人的にいちばん盛り上がったのはたつろーてつろーペアのDGです。
達郎くんが巧いのはわかっているけれど、笠松くんの声の伸びがすごいなと思った。
歌えて踊れて重宝されるのもわかる、個人的に今回いちばん印象に残った。
ただ、DGは歌詞を男性風にアレンジしているのがちょっと違和感。
別にそのままの歌詞でもいいのに。

志音ちゃんはどの歌もさすがだったけれど、やはり持ち歌の「ブエノスアイレス」がいちばん良かったな。
あと、LMのアレンジは楽しくて好き。
達郎くんは「いつか」もいいけど、「ロボット・イン・ザ・ガーデン」も田邊さんと違った味があって良かった。
ちゃみさんや早水さんを観たのはいつ以来だろう?
久しぶりでなんだか嬉しかった。

ダンサーではなぜか私は新庄さんから目が離せなかった、なんでや?
濃いからかw
私は特に女性ダンサーが見分けつかないんですけれど、友達の好きな美欧さんは事前に衣装と、笠松くんと組んでいることが多いと教えてもらっていたのでやっとわかった。
手足長っ!というか全身ほとんど足!
あとは、大石さんが相変わらず華があるなと思って見てました。

色んなナンバーを聴いていると鐘やウィキッド、夢醒めなど見たくなりました。
清水さんや鈴本くんやポンちゃんもいるから余計に鐘見たいと思ったな。

配信では見られなかったカテコのDQをやっと見られました。
みんな踊っていないから私も踊れず体があの振りを覚えているだけに微妙に消化不良だったw
 

 

 

前回のNODA MAPが面白かったこと、そして生高橋一生が観たいということでチケット取りました。
昨年チケットを取っていた「天保十二年のシェイクスピア」が大阪は全公演中止だったので初めての一生くんでした。
初めて観た感想としては滑舌がいいし、とにかく舞台映えする。
あとはシェイクスピアの女役がやたら巧い(笑)。
シェイクスピア本編でも観たいくらいでした。

本編の感想。
東京公演の時にネタバレを伏せて書いている人がほとんどでこれは感想検索せず真っ白な状態で見た方がいいなと思い、予習は全くしていきませんでした。
タイトルからしてシェイクスピアの偽物が出てくるのかなと思ったが、まさか最初にイタコが出てくるとは思わなかった。

前半は確かにシェイクスピアの有名な戯曲のオマージュであり言葉遊びであったのですが、いったい話がどう転ぶのかわからず少々退屈しておりました。
しかし、ある点に気づいた時に驚愕し、そこからぐいっと話に引き込まれました。
私が気づいたのは日付だったのですが、ある年齢以上でないとピンとこないのかもしれません。
これは気づいた時点がどのタイミングだったかによって感じ方も違うのではないかと。
もしかしたらわかる人は最初の恐山の時点でこの作品が何の話なのかわかったのかもしれない。
そして、おそらく誰もが思うのではないかと思うのですが、これ最初からもう一度観たい。
色んな伏線張っていて、あれがそうだったのか、あのセリフがそうだったのかと気づかされたのでわかっている状態で最初から観たい。

メインキャストはTVでもおなじみな誰もが知っている方が多かったのですがやはりいちばん印象的だったのは橋爪さんです。
橋爪さんの巧さ、一生くんとの息の合わせ方がすごい。
白石さんは白石さんだった(笑)。

何せ最初に「白石加代子です」と自己紹介しているくらいなので。
前田あっちゃんは初めて観ましたがやはり華のある子だなと思ったのと、アテガキだろうから役にはよく合っていたように思います。
あの発声で喉潰れないかなとは思いましたが。
野田さんはね…自由でいいなと思った(笑)。

 

劇場内に飾られていた舞台セットの模型です。

こういうの見るの楽しいよね。