初アナ雪。初新劇場です。

土曜日は全日本フィギュアで上京していました。
(正確には会場がさいたまスーパーアリーナなので埼玉だけど)
何が目的といって16年応援している選手の4回目の五輪出場なるかどうかを見届けに来たわけなのですが。
残念ながら結果叶わずでしたが、素敵なプログラムが生で観られて幸せでした。

日帰りは無理だったので(アイスダンスだけなら日帰り可能ですが女子観ないのもったいないので最後までいた)泊まりでした。
翌日の日曜日はフィギュアのチケットは取っていないけれど、せっかくなので地元で観られないものを観てから帰りたい。
というわけでアナ雪を観ることにしました。
(小声でいうと月10チェックするまではアラジンのチケットもキープしていた)

アナ雪の映画は「1」だけ観ています。
だからまあ、ある程度ストーリーは把握していました。
基本的にストーリーはそのまま。
そのままを3次元に落とし込んだのがすごいなと思いましたね。

今回2階から見ましたが、照明やプロジェクションマッピングのすごさは2階の方が味わえるのではないかと思いました。
特番で何度も観ましたがやはり生でのイチラス「Let it go」は瑞恵エルサの迫力ある歌声とあわさって見ごたえ聴きごたえがありました。
あれだけでもチケット元取ったと思った(笑)。

今回瑞恵エルサと三平アナだったのですが、本当にアニメから出てきたようでした。
特に三平ちゃんはオーディション始まる前からアナでしょう?と思っていたのでその通りそのままだった。
しかし、体幹すごいなと思った。あんなにアクロバット的な動き要る?と思ったくらい(笑)。

ハンスはアニメでは結構早い段階でこの人怪しいと思えましたが、つかたくハンスは最後の最後までいつ裏切るねん?と思うくらいいい人だった。
クリストフとスヴェンセットにしちゃいましたが可愛いですね。
クリストフとジーザスが同一人物に思えなかった(笑)。
ドンヨンさん本当に日本語に違和感なくなってきた。
ただ、アニメでも思ったのですが凍ったアナを溶かすのはクリストフの愛ではなくてエルサの愛というくだりは新しいな、でもクリストフの存在意義どこ?とも思ってしまうのですよね。
スヴェンは中の人いるんですよね、中の人はいないんですか(笑)?
カテコでも顔が出ないのが新しいなと思った。

キャスト表見てオーケンって誰?と思っていたのですがああいう役割なんですね。
今回よしつぐさんでしたが、ダブルの竹内くんがどんな感じか気になる。
感想を見る限り回によってアドリブ部分変えてくるということなので。
よしつぐさんは「トイレから無事帰ってきてくれてありがとう」「皆さんの笑顔見られると嬉しい、半分しか見えないけど」っていう感じでした。
その後の「ヒュッゲ」もどんな感じなのかうすーく知っていたのですが思ったより尺長かった。
あのシーン要る(笑)?いや、楽しいけれど。

そしてなんといってもオラフが可愛い!
特番で何度も見てはいるけれど、生のオラフめちゃめちゃ可愛い。
英恵さんが可愛いのか、オラフが可愛いのかわからなくなるけれども本当に愛らしかったです。

一度観ることができて満足しましたが、意外にも別キャストはどんな感じなのか観てみたいとも思いました。
今度いつ観られるかどうかはわかりませんが。

客層はいつも四季の劇場にいる層とは違うなと思いました。
子供が多いのもそうですが、「初めてミュージカル見に来ました」という感じの人も多い。
グッズ売り場も行列でとりあえずプログラムとCDとハンドタオルが可愛かったのでそれも購入。
四季カレンダー買いたかったけど窓口では完売だった、がっかり。

 

観劇前に少しだけ劇場周りを散策しました。

水上バスも走っているんですね。

癒される風景でした。

 

 

 

 

 

「蜘蛛女のキス」を見たのは市村さんと麻実れいさんで見て以来なので多分20年以上ぶりです。
話はすっかり忘れてしまっていたけど麻実さんが強烈に印象に残っていました。

舞台はラテンアメリカの刑務所。
同性愛者のモリーナと同じ房へ放り込まれる政治犯バレンティン。
全く相容れない2人だったけれど次第に心通わせていくのだが・・・という話。
映画好きのモリーナが語る大女優オーロラとオーロラが演じた、キスをすると死に至らしめる蜘蛛女という幻想と現実の刑務所との対比。
救いのない話だが夢のような世界で観客も現実逃避してしまいそう。
こういう世界観好きです。

蜘蛛女役は安蘭さん。麻実さんは素敵だったけれど今回の安蘭さんも素敵だった。
圧倒的なカリスマ性、華やかさが必要な役だと思うのですが、やはりこれは宝塚トップだった人にピッタリな役じゃないかな。
色んな衣装を華やかに着こなしていたのも楽しめた。

モリーナは石丸さん。
四季を退団してもうずいぶん経つけれど、退団したからこそできる役だなと改めて思った。
同性愛者の表現がステロタイプなのが気になったけれど、これは脚本の古さなのか。

なんかとても感想の書きにくい話なんですけれど、この世界に入り込めたのが楽しかったです。
 

 

 

 

原作は未読です。

レミゼやメリーポピンズのプロデューサーの原点ともいうべき作品という謳い文句、
そして主に濱田さん他壮麻さんやほのかさんが観たくて行きました。

終わってまず思ったのは、

これでええんか?

同じように子役がたくさん出演する「ビリー・エリオット」もだけど、ビリー以外の登場人物には未来への希望がない。
ただ、まだ「ビリー・エリオット」はビリーに希望を託すって感じだけど、今回は本当に「オリバーだけが幸せになるってこと?」と思ってしまった。
なんだか救いがないんですよね。
1幕時点では「子供たち頑張っていて可愛いな」という感想しかなく、2幕が終わったら「他の子供たちどうなった?」となってしまった。
他の子供たちどころかタイトルロールのオリバーもどうなった?と思うところもところどころ。
子供たちの中ではドジャー役の川口くんがうまいなと思ったのですが、ビリーエリオットを演じていたんですね。
と思ったら、ギャング団の中に私が見た時のビリーとマイケルもいた。

そして思ったのは、なんというかストーリーがぶつぎれなんですよね。
間に挟まれるショー的な要素は見ごたえあるんですけれどストーリーとうまくつながっていなくて。
たとえばオリバーがお使いを頼まれて出かけた先にショーが始まったりするので、ここで油売っていたら拉致られるやん、早く行かなきゃと気が気でなくなるので楽しいシーンが楽しめなかった。
そしてお約束通り拉致られた(苦笑)。
あとは登場人物の心情がいまいちわからない、いちばんわかりやすかったのは悪役のビルくらい。
ビル役の原慎さんは良かったです、わかりやすい悪役でだけどちょっと切なくて。
濱田さんと並ぶとシンバとナラやんと思ってしまうが(笑)。
濱田さんの歌声も久しぶりに聴けてそれは良かった。
あと、ほのかさんもいい味出してた、これテナルディエ夫人だよなとも思ったがw
それを言ったら濱田さんのナンシーもファンテーヌっぽいし、市村さんのフェイギンはミス・サイゴンのエンジニアなのか。

カテコに撮影タイムがあったのですが、みんな走り回ってうまく撮れないよ(笑)。
こんな撮影タイム初めてでした、やっぱり撮影タイムはポーズを撮ってほしい。

抽選会は楽しかったです。
葬儀屋夫妻が司会だったのですが、壮麻さんノリノリで「White Christmas」も歌ってくれたのでほっこり。
当然抽選には外れたけど、外れても楽しいと思える抽選会でした。

 

走り回っているカテコ。

こんなのうまく撮影できるわけない(笑)。