原作は未読です。
レミゼやメリーポピンズのプロデューサーの原点ともいうべき作品という謳い文句、
そして主に濱田さん他壮麻さんやほのかさんが観たくて行きました。
終わってまず思ったのは、
これでええんか?
同じように子役がたくさん出演する「ビリー・エリオット」もだけど、ビリー以外の登場人物には未来への希望がない。
ただ、まだ「ビリー・エリオット」はビリーに希望を託すって感じだけど、今回は本当に「オリバーだけが幸せになるってこと?」と思ってしまった。
なんだか救いがないんですよね。
1幕時点では「子供たち頑張っていて可愛いな」という感想しかなく、2幕が終わったら「他の子供たちどうなった?」となってしまった。
他の子供たちどころかタイトルロールのオリバーもどうなった?と思うところもところどころ。
子供たちの中ではドジャー役の川口くんがうまいなと思ったのですが、ビリーエリオットを演じていたんですね。
と思ったら、ギャング団の中に私が見た時のビリーとマイケルもいた。
そして思ったのは、なんというかストーリーがぶつぎれなんですよね。
間に挟まれるショー的な要素は見ごたえあるんですけれどストーリーとうまくつながっていなくて。
たとえばオリバーがお使いを頼まれて出かけた先にショーが始まったりするので、ここで油売っていたら拉致られるやん、早く行かなきゃと気が気でなくなるので楽しいシーンが楽しめなかった。
そしてお約束通り拉致られた(苦笑)。
あとは登場人物の心情がいまいちわからない、いちばんわかりやすかったのは悪役のビルくらい。
ビル役の原慎さんは良かったです、わかりやすい悪役でだけどちょっと切なくて。
濱田さんと並ぶとシンバとナラやんと思ってしまうが(笑)。
濱田さんの歌声も久しぶりに聴けてそれは良かった。
あと、ほのかさんもいい味出してた、これテナルディエ夫人だよなとも思ったがw
それを言ったら濱田さんのナンシーもファンテーヌっぽいし、市村さんのフェイギンはミス・サイゴンのエンジニアなのか。
カテコに撮影タイムがあったのですが、みんな走り回ってうまく撮れないよ(笑)。
こんな撮影タイム初めてでした、やっぱり撮影タイムはポーズを撮ってほしい。
抽選会は楽しかったです。
葬儀屋夫妻が司会だったのですが、壮麻さんノリノリで「White Christmas」も歌ってくれたのでほっこり。
当然抽選には外れたけど、外れても楽しいと思える抽選会でした。
走り回っているカテコ。
こんなのうまく撮影できるわけない(笑)。