15.PET材料を使ってみる
 
庭にあるスポットライトが古くなってレンズが黄ばんで来たし、割れているので、今回はこれを修理することにしました。
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材料は、透明のPET材を使ってみます。
印刷温度はPLAより少し高い230-250℃です。ダヴィンチProは最高温度が240℃までなので、230℃でやってみます。
 
まず、LEDランプの土台となる反射板の部分を作ります。(所要3時間)
プリント時間を短縮するため、おわん型にせず光を拡散させるフラットな形にしました。収縮によるソリが少し出ますが、ABSほどではありませんでした。
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次に、レンズの部分です。(所要7時間)
 LEDが長いので、ずいぶん背の高い円筒型にしました。
透明材料とは言っても、このようにすりガラスのように白くなります。
古いレンズと比べると、白さが際立ちます。
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これで出来上がりです。早速庭に配置し、点けてみました。
ランタンのような感じで、淡く照らしていい感じです。
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長時間のプリントでも詰まりトラブルはなくなりました。
 
次回は、ABS材料の反りとの戦い2を予定します。
3Dプリンタを使いこなすために、またのお越しをお待ちしています。