11.3Dスキャナにもトライ
XYZPRINTING ダヴィンチ1.0 Pro 3in1は3Dスキャナ機能も付いてます。
どんなレベルのものかを試してみました。
まずは野球のボールを読み取ってみます。レーザーで計測されます。
縫い目の形まで出ているようですね。期待できるかも?
では、小さいものはどうか?
こんな怪獣のフィギアの折れた片腕を修理するため、正常な反対側の腕を読み取ってみました。が、読み取れず(像を結ばず)です。
ある程度体積のあるものでないと、3Dデータにはできないようです。
ちょっと期待外れです。使える範囲が少なそうです。
では、
小さいものを読み取るのに他に手はないかということで調べてみると。
Qloneというスマホアプリで出来るらしい。早速、試してみました。
台紙の上に物を載せて、スマホのカメラで読み取っていきます。
ドーム型のタイル状の絵が現れ、スマホを動かしてこのタイルを消していけば読み取れていきます。
3Dデータ化できたものがこれです。
これをSTLファイルでダウンロードするには課金が必要になります。
フィギアの腕もトゲの部分までは無理でしたが、形にはなりました。
ミラーコピーのデータを作って、プリントアウトして、形はこんな感じで復元できました。あとは色を合わせて、塗るだけです。
結論としては、
やはりこの値段では業務用には無理。おもちゃレベルということですね。
ダヴィンチ1.0 Pro 3in1の3Dスキャナ機能より、スマホアプリの方がいい。
と言うことになりました。でも、精密さはあまり望めないようです。
次は、ABS材料の反りとの戦いを予定します。
またのお越しをお待ちしています。
3Dプリンタは救世主になれるのか?
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