ゲストは増位山太志郎さん。

力士として
親方として
歌手として
様々な経験と顔を持つ増位山さん。
その懐の大きさは普通ではありません!
あっ、体ではなくって(笑)
ウィットに富んだお話に笑いは絶えない収録でした。
そして
そうやって笑って話していらっしゃるのも
様々な事を経験し、消化してこられているからだと実感しました。
その経験が血となり肉となり骨となり
現在の増位山さんとなっているんですよね。
だから大きいのです(笑)
いえ、体格ではなく人柄です!!!!!
すいません・・・・大きな体ネタはこの辺で止めときます(笑)
さて、気を取り直して・・・
その経験談は子供の頃にまでさかのぼりました。
お父様は元力士で角界の厳しさを知っているだけに
増位山さんの相撲部屋入りには反対。
けれど増位山さんは
力士となる事を決意し
すぐに布団を持って
自分の部屋から相撲部屋に移りました。
稽古をこなす日々が続いたある日の事・・・・
同じ部屋の同僚が話している中に
増位山さんが入って行くと
会話がパッタリと止まったそうです。
「あっ、親方の悪口を言ってたんだな」
「だから親方の子の俺が会話に入れないんだ」と感じた増位山さん。
次の日から、
お父様である親方にワザと怒られる事をしました。
すると
お父様も増位山さんの意図を感じて
他の人と隔てなく怒ったそうです。
それからは
「親方の子だ」という隔たりも無くなり
同僚とも仲良くなれたとのこと。
仲間はずれにされて捻くれるのではなく
自分から輪に入るにはどうしたら良いか・・・・
あえて自分を落とした事で糸口を見つけたんですね。
どういう行動をおこすかは、いろいろあると思いますが、
自分から動いた事に意味が在ると感じました。
自分の方から働きかけるとコミュニケーションが生まれますよね。
これは私もいつもお伝えしていることですが、
本当に大事だと思います。
その後、大関となり引退・・・
ここまでも、負け越した時、勝ち越した時の思いなど、
たっぶりと深い話があったのですが省略 (;^_^A
番組を聞いて下さ~い(笑)
そして、お父様の部屋を継ぎ、
親方として若い衆を育てることを続けていらっしゃいます。
増位山さんが発する「若い衆」って言葉に愛情を感じました。
増位山さんが経験した事を惜しみなく伝授し
若い衆を育てていらっしゃるんでしょうね。
さらに収録では
「いじめ」の話にも発展。
「いじめを受けている子も、黙っていたら駄目だ。」
「周りで見ている人も、見ているだけでは駄目だ。」
何かしら行動して発する事の大切さを話していらっしゃいました。
これは増位山さん自身の経験からくる
実のある言葉です。
実体験からくる言葉はSTORYがある。
だからこそ伝わってくる。
凄い体験ではなくても良いんですよね。
日々の小さな事をシッカリと味わう事、
それを積み重ねる事が、
あなただけのSTORYになるのではないでしょうか?
中村由紀オフィシャルHPはこちらへ
「山本譲二の住まいるフレンド」番組HPともリンクしていますよ!!