モナちゃん病院へ~(転載です※余命一週間)
今日も暑いですけど、なんだか冷房病のワタシは絶不調です・・・モナちゃんは昨日やっとワクチン、フィラリア検査を済ませ健康診断も問題なし!病院連れてくのはまぁ大変でしたが、ひとまずは安心です。トイレもだいぶマスターし、たまにしっぽをあげて部屋の探検をしてますよ~~♪病院帰りに初めてのお外へ・・・ カートの中なのにかなりの怯えっぷりでした゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*今日はこちらの記事をご紹介しますね。ワタシはかわいそうな記事を読んでもらいたいわけではなくて、こうゆう子達がいて、それを助けようとしてる人たちがいて、そしてご協力して頂ける方が一人でもいてくれたらいいなという事です。最近ある方のブログを読み、バックナンバーからずっと読んだんですけど、その中ですごく共感できる言葉があったんですけど、いわゆるボランティアさんていうのは、自分の時間だったり労力を提供している、(もちろんお金もだと思います)そして、それをできないけど何かしたいと思う人がお金を提供する。それで成り立つのがレスキューなんだと思います。出来る事をする事でいいと思います。共感できるならすればいいし、できないならしなければいい。わたしは何かしたいので、出来る事をやっていこうと改めて思いました。わたしの里親様は、お散歩で声を掛けられてお話する度に、「里親になったんです」と言われるんだそうです。そうすると皆さん興味をもって色々聞いてくるそうです。そうやって里親制度の事を広める地道な活動ですよね。それだって立派な活動なんだなって思いました以下転載です動物外交官ももこひめさんのブログ 「ひまわりと子犬の7日間」として、堺雅人さん主演で映画化もされた「奇跡の母子犬」の著者で、宮崎県で犬猫の保護+啓発活動をされている山下由美さんのブログからです。余命一週間 判定が行われる前日の管理所では…13ある檻はいっぱいとなっていた。毎週木曜日、もちろん私達だけではなく、管理所と保健所の職員さん、全国の皆様、やれるところまで必死に動いても、7日後には、また同じことの繰り返し。その結果、2頭の仔が檻からあぶれ、小さな移動用ケージに移っていた。翌日、判定を受ける内の2頭でした。先日の記事にも載せた、寝たきりの白い犬。そこまでの老犬ではないようでしたが、もう永くないのかもしれない…判定に受かる事は、絶望的でした。ネットで呼びかけて奇跡が起こったとしても、空輸や長時間の移動に耐えられる体力などこの仔に残されていない事は…一目瞭然でした。私の口から出てきたのは、「レスキューします」ではなかった。「一晩考えさせてください」だった。まだホスピスも建てれない今、この仔を抱える事はできない…この仔が安心して穏やかに過ごせる場所がない…冷静な判断をするべきだと、時間が欲しかった。きっと、答えは出ていたんだと思います。きっと、「大丈夫」だという理由付けを、自分が納得できる理由を、無理矢理にでも欲しかったから…ホスピス建築が実現するまで、何頭のいのちを犠牲にしていくつもり?ホスピス棟がないというだけで、1つのいのちも抱えられないの?ホスピス棟が実現してないから、白い犬の寿命はそこまで来ているのに、わざわざガスで苦しんで死ぬしかないの?呼吸が浅い白い犬は、そうとう長い時間ガス室でもがき苦しむ事になる。それでも…?一晩考え抜いた答えは・・・「最期を共に」でした。急性フィラリア症。手術どころか、点滴さえも体に負担がかかりできない所まで来ていた。腎不全、肝不全・・・余命一週間だと告げられた。「奇跡が起こった例とかはないんですか?」「せめてあと一ヶ月…生きれませんか?」先生は、首を縦に振る事はなかった。一週間分の薬が処方されたとき、残された「時間」がやっと実感できた。薬袋を持って泣く事しかできなかった。「先生、私、薬のおかわりに来ますよ。 おかわりくださーいって絶対来ますね」先生は「はい!待ってます」笑顔で見送って下さいました。本来ならば、検疫にかけてパルボ等感染症の様子をみなければいけないのですが、残された時間を大切に過ごしたいと、母屋に入れた。感染症がない事を、信じるしかなかった。寝たきりだったので、二ヶ所床擦れがありましたが、保護家に来てからは、ちょこちょこと自分で動くようになり、床擦れの悪化の心配はないようです。猫にも犬にも優しい…本当に良い仔なんです。こんな良い仔なのに、なぜ…?愛しくて愛しくて…まだ出会って数時間なのに、ずっと前から一緒に居る気がしている。可愛いとか、可哀想とかではなく、不思議な感情をこの仔は持たせてくれた。命名「レオン」王子 の名付け親に付けてもらった。王子のように、予定より長く長く生きてくれそうな気がしたから。レオンは、決して「もう楽になりたい」とは言わない。こんな状況でも、こんな状態でも、レオンの目は、「生きたい」・・・いいえ、生きるのが当然の事だと、そんな目をして訴えかけてきます。苦しいから楽になりたいと思うのは、実は人間だけなのかもしれません。生死を選択するのは、人間以外の動物にはないのかもしれない。苦しんでいるのを見ている側も、本当は胸が押しつぶされそうになる。共に時間を過ごし、愛おしい気持ちが大きくなるほど・・・精神的、体力的、経済的にも、現実的にはキツイし辛い。でも・・・「生きる」気持ちを尊重する事が、いのちと向き合うという本当の意味に感じて仕方がない。カンチ、王子、ナナオ、LiLico、みんなしんどい中、懸命に生きた。「生」に対して誰よりも強くしがみつこうと頑張っている「いのち」を、ガス室でわざわざ終わらせたくない…そう8年思い続けながら活動してきた。現実問題を抱えながら、後回しにしかできなかった子達を、抱きしめていきたい…自分の腕の中で看取っていきたい…それが、ホスピス建設への覚悟でした。レオンが「もう逝くね」と言うまで、一緒に時間を過ごしたいと思います。レオンから「もーいいわ!ウザいわ!一人にさせて!」って言われるくらい、苦しい事、しんどい事、忘れてた!と思わせる位、酷い目に合わせてきた飼主の存在を忘れてしまう位、しつこい位、濃厚に一緒に居たいと思います。レオン・・・もう少しだけ一緒に居て下さいね。今夜は、スタッフが四人も泊まりに来てくれるよ。レオンに会いに、レオンと同じ部屋で過ごしてくれるんだよ♪うるさいな~って思うかもしれんけど、レオン・・・あんたはもう大家族の一員だからね。※レオンの他に、成犬1頭、仔猫8匹レスキューしました。また後日ご報告いたします。゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。レオンとホスピス棟 食べる事も出来ず、点滴も出来ず、流動食だけで頑張ってたレオン。7/27 16時45分。同じ老犬仲間のパグ蔵がレオンにまとわりついた。「パグ蔵ダメだよ!レオンの顔踏んじゃうってば!」パグ蔵の目は、もうほとんど見えていないのに…パグ蔵とレオンを引き離したその30分後、パグ蔵の行動の意味を、知る事となった。レオン…7/27 17時14分 永眠レオンは決して、ひとりぼっちではなかった。「レオン、もう逝ってもいいんだよ」「レオン、よく頑張ったね」スタッフ達と、パグ蔵に見守られながら、たくさんの言葉の中、愛の中、最期を迎えた。あんなに苦しかったはずなのに、不思議な位、レオンは安らかな表情を浮かべていた。抱きしめた子達の最期、見送った子達は、私達スタッフみんなにとって、「死体」ではありません。その仔が生きてきた証、最期の瞬間まで、懸命に生きようと、まだ生きるんだと、立派に戦い抜いた最期の勇敢な姿なんです。「ただの死体」「死顔を晒す」生きてきた時間さえも、歴史さえも、否定するような言葉は、あの子達に申し訳ない気持ちになる。そんな中身無き言葉を発した同じ人間として、レオンに…今まで見送った子達に、心から謝りたい。どうか・・・忘れないでいて下さい。レオンは、フィラリア予防さえしていれば、まだまだ生きれる子でした。同じ「いのち」として扱ってもらえてたら、まだまだ元気で居た仔でした。飼主のせい・・・でも、私達もまた、その飼い主と同じ人間なんです。レオンと共に生きれたのは、わずか三日だけでした。たった三日間かもしれません。でも、こんなにも全国の皆様から想われ、ウザい位、スタッフに体をなでなでされ、レオンの最期の表情が、この三日間の深さを物語っているように感じました。優しく穏やかな最期でした。レオンに話しかけているようなお人形は、「ホスピスが完成したら、このお人形もお部屋に連れて行ってください」支援者様よりプレゼントで戴いたものです。ホスピス棟には間に合いませんでしたが、この仔が最初に見送ってくれたのは、レオンでした。本当にホスピスを建てれるんだろうか・・・莫大な資金に、心が折れそうになる事もありましたが、レオンと管理所で出会い、日に日に弱っていくレオンを見てきた。そして…殺処分前日、ガス室の前で待つレオンの姿を見て、24時間体制で、レオンと一緒に残りの犬生を過ごす覚悟をした。そして…レオンを見送り、ホスピスを一日でも早く…と強く感じた。ホスピス棟実現の為に、全国の皆様に力を貸して頂き、言葉や文字では足りない位、感謝の気持ちでいっぱいです。全国の49名様の温かいご支援で、ホスピス基金も47万円集まり、目標金額まであと96万円(正式見積金額 143万円)となりました。温かいご支援、本当にありがとうございます。夢実現まで、どうか…どうか、皆様のお力を貸して下さい…「老犬ホスピス建築基金」http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/ ※詳細記事はこちらです「尊厳死」 ※正式見積金額7/27追記しました。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ということで、またがんばってチャリティクールバンダナ作ります・・あ、夏に間に合うように~~~生地買ってこよ