あなたも一度は
飲んだこと、
または、見たことが
あるであろう
「ウィルキンソン タンサン」
いかにも、
海外の品っぽい
オシャレな雰囲気です。
ですが!実は…
私の出身地、
兵庫県宝塚市が
発祥です。
珍しいものでは
宝塚市には
日本で唯一、
「ウィルキンソン」だけ
の自動販売機もあるんですよ!
〈豆知識〉
1889(明治22)年、
イギリス人の
ジョン クリフォード ウィルキンソン氏が
宝塚で
炭酸鉱泉を
発見しました。
1890年(明治23)年、
瓶詰めにして販売したのが
はじまりです。
当時は
「宝塚ミネラルウォーター」の名で
販売されましたが、
西洋人には
「タカラヅカ」が
発音しにくかった。
そこで
「タンサン」と
名付けられました。
私たちが
日常で使っている
「ソーダ水」ではなく
「タンサン」という呼び方。
これは
ウィルキンソンの「TANSAN」
が語源だそうです。
宝塚のウィルキンソン炭酸工場は
1990年(平成2年)に
閉鎖されました。
昔を知っている人には
工場のあった場所は
周知の事実です。
私が以前、東京で
働いていたときのこと。
私よりも年上で
お父さまが宝塚市のご出身
という方がおられました。
会話の流れで
「昔、ウィルキンソンの工場があった」
宝塚から
遠く離れた東京で
レアな話題になり、
故郷が懐かしい気持ちに
なったことを覚えています。
パッと見は
海外っぽい…
実は、日本で誕生した
炭酸水のローカルネタでした。





