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この三十年余り、縁が続いている保険屋さんがいる。

知り合った頃は、部屋を借りた二十代前半のわたしと三十代半ばの大家さんという関係で。大家さんは保険会社から独立したばかりで、若い頃の坂口良子さんによく似ていた。

 

そんな彼女の勧めを断れず…生命保険や自動車保険、医療保険に傷害保険、火災保険と地震保険、年金保険や介護保険。人生の節々で保険に入り、年一回は顔を合わせてきた。

長年の間には、空き巣や事故に遭ったり怪我したりした。そんなときすぐ保険屋さんが動いてくれたのは心強かった。

 

コロナ禍を挟み、数年振りに会った彼女は少し小さく見えた。綺麗なお姉さんも六十代後半、話す中身も親の看取りとか介護に行き着く。

大病を克服した彼女の義理の母が、寝たきり回避に頑張った話で耳に残ったのは「リハをいつやるか、どれくらいやればいいか」。

 

あれ?リハって、リハーサルのことじゃないの?

わたしも五十肩でクリニックに通ったけど、リハビリテーションをリハと略す発想はなかった。

 

五十六歳、まだまだ人生を語らず。

今日一日は、明日という本番へのリハーサルといつも思っていたい。

リハと聞いて、リハビリテーションを連想するのは最後でいいと思うのだ。リハ「ビリ」だけに。

 

 

 

ユッコこと岡田有希子さんは、池波正太郎原作のNHKドラマ「真田太平記」で真田昌幸の娘・於菊を演じています。於菊の母・お徳として彼女と共演した坂口良子さんは、2013年に57歳の若さで逝去されました。

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