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たまたま耳にしたニュースに、なにか違和感があったんです。
〝ブランド品の買取店にバールを持った男が押し入り、バッグなどを奪われた事件で…〟
賢明なる読者のみなさま、お気付きになりましたか?
この手のニュースで必ず使われる「バールのようなもの」というフレーズがないことに。
まさかこの決まり文句、放送100年の節目に姿を消した?…などと勝手に色めきたったのですが。
わたしが聞いたのは犯人が捕まったニュースで、数日前の事件発生時にはこう伝えていたようです。
〝ブランド品の買取店に男が押し入り、従業員にバールのようなものを突きつけて…〟
「バールのようなもの」。
それは〝バールのようではあるがバールとは違う何か〟と〝バールそのもの〟を、共に意味しているといいます。
先端が尖った細長く硬い道具は、すべからく「バールのようなもの」。それが「バール」になったのは、犯人から押収したものがバールそのものだったから…ということでしょうか。
だけど「友情のようなもの」は、残念ながら〝友情のようではあるが友情とは違う何か〟以外の、なにものでもありません。
それが互いの「友情」に育つことは決してなくて。友達だと思っていた相手への、やるせない思いとともに消えるのです。
ユッコこと岡田有希子さんにとって「のようなもの」は、美を表現しようと飛び込んだ芸能界そのものだったのでしょうか。
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