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TVアニメ「シティーハンター」のエンディング曲として制作された、TM NETWORKの代表曲「Get Wild」。

ドラマ本編へ静かにオーバーラップするサビのメロディーが、爆発音で切替わる二段構えのイントロ。疾走感溢れるエンディングは、40年近く経たいま観てもカッコイイ。

 

TM NETWORKの三人が、苦節を経て再デビューを果たしたのは1984年4月21日。それはユッコこと岡田有希子さんが、念願のレコードデビューを叶えた日でもあった。

 

リーダーの小室哲哉氏は、のちに音楽プロデューサーとしてミリオンセラーを連発した。その端緒は1985年、彼が作曲したユッコさんのアルバム曲「Sweet Planet」「水色プリンセス-水の精-」が世に出たことだった。

 

(前略)岡田有希子ちゃんに7曲書いたんだけど採用されたのは2曲で、他の5曲も自分としてはよくできたなって思ってるんだけど(後略)

 

小室氏が当時のTM NETWORKファンクラブ会報に寄せたコメントからは、ブレイク前夜の26歳らしい強烈な矜持が伝わってくる


知る人ぞ知る存在だったTM NETWORKを大きく飛躍させた「Get Wild」。

これで売れなければ解散、という勝負曲がリリースされたのは、1987年4月8日。ユッコさんが突然空の下から消えてしまってから、ちょうど一年が過ぎた日のことだった。

 

 

 

「Get WIld」のレコーディングでエレキギターを弾いたのは、パール兄弟の窪田晴夫氏だそうです。パール兄弟が1987年に発表した、岡田有希子さんに捧げられたバラード「風にさようなら」は、窪田氏が作曲を手がけました。

photo by yukikostarlight