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ユッコこと岡田有希子さんのファーストLP「シンデレラ」、A面3曲目の「彼はハリケーン」。発売当時、彼女はこの曲がアルバムの中で一番好きだと語っていたそうです。EPOさんの詞が、特にお気に入りだったとも。

 

〝砂浜で拾った恋など 危険と知ってたはずなのに〟

一途に夢を追い続けたユッコさん。夏の海で出逢った彼を忘れられない女の子に、自分を重ねていたのでしょうか。

 

昨年末にリリースされた、ユッコファン待望のコンサートツアー4公演を収めたCD集。「彼はハリケーン」が唄われたのは3公演に及び、ユッコさんにとって特別な曲だったことが窺えます。

 

1984年、85年、86年…短いながらも歌手として経験を積んでいった、それぞれの「彼はハリケーン」。スポットライトを浴びた彼女が、ステージで躍動する姿を偲びながら聴き入りました。

 

ユッコさんが突然この世を去ったあの日の3日前、渋谷公会堂で行われた「Heart Jack」コンサート。彼女がアンコール曲に選んだのも、「彼はハリケーン」でした。

CDではオリジナル音源テープの収録時間が足りず、途中でフェードアウトしてしまいます…残念でなりません。

 

〝♪トキメキハ マダ ツヅイテル〟

歌詞にはないコーラスで締めくくられる、「彼はハリケーン」。大好きなユッコさんが大好きだったこの曲は、40年を経てなお聴く者を夏の砂浜へと誘うのです。

 

ときめきは、未だ、続いてる。

 

 

photo by yukikostarlight