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札幌市の動物園に自治体が〝事実上の閉園命令〟を出す方針を固めたという、先日の新聞記事には驚きました。

来園者が気軽に動物とふれあえる、ふれあえ過ぎると人気を博した一方、飼育環境や展示方法への批判も受けていた「ノースサファリサッポロ」。

20年前の開園時に必要な手続きを経ず、長年に渡って行政指導を無視してきたのだそうです。

 

漫画家の立沢克美先生が描いた「BENJIE」は、この動物園をモデルにした作品です。主人公は見習い飼育士の青年、そしてベンジーは彼の成長を見守る?フクロウの名前。北海道の先住民・アイヌの人々が〝コタンコロカムイ(村を守る神)〟と畏怖したフクロウ、ベンガルワシミミズクから名付けられたようです。

作中でのフクロウの鳴き声は〝ホウホウ〟ではなく〝ゴロッケ〟です。

 

ノースパークサッポロ オープンは昨年の夏

道民にもあまり知られていない 小さな動物園だ

飼育士の数も 園の規模に対して少ない

市がお金を出してくれる 有名な動物園と違って

個人経営なんでね

施設も飼育も すべて一から自分たちの手で

手探りで始めた 手作りの動物園 ___

 

BENJIE」の序盤、架空の動物園はこのように表現されていました。

今回のニュースに、未完のままになっているこの漫画を想起した人も多いでしょう。そしてわたしも、物語を超えた不可解過ぎる展開にとまどう一人なのです。


 

 

 

 

 

ユッコこと岡田有希子さんにとっての動物園は、やはり名古屋・東山動物園でしょうねライオンのオリの前で、幼いユッコさんは初めて歩いたといいます。

北のふれあえ過ぎる動物園、今月の催しは仔ライオンにエサやり体験…彼女ならどう思うのでしょう?

photo by yukikostarlight