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文章をいったん書き上げたあと、読み返してみれば。
まわりくどかったり、誤字があったりに気付くもの。
誰かに読んで欲しい。だから、少しでも読みやすく直す。
そのことを「推敲(すいこう)」といいますよね。
推は「押す」、敲は「叩く」の意味だそうです。ご存知でした?
唐と呼ばれた頃の中国。詩人の賈島(かとう)が、驢馬に乗って詩を考えていると、「僧ハ推(オ)ス月下ノ門」という句が浮かぶ。
さらに「推ス」を「敲(タタ)ク」に改めたらどうかと思いあぐねるうちに、都の長官である韓愈(かんゆ)の隊列に突き当たってしまった。
訳を話すと、韓愈は「敲ク」が良いと言った、という。
ホウホウ、ホホウ…感心しきりなわたし。
「推敲」が「矛盾」と同じ故事成語だったとは知らなんだ!
〝押しても駄目なら叩いてみよ〟
考えてみりゃ、そんなことわざもありますもんね。(←違います)
叩き続けていれば、いつか誰かの心に響くかもしれないし。
ユッコこと岡田有希子さんに、ある日突然心をknockされて数年経ちます。
彼女にノックアウトされたわたしは、今夜も駄文を押して叩くのです…あなたに読んでほしいから。
photo by yukikostarlight