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ぼくらはみんな 生きている

生きているから 歌うんだ

ぼくらはみんな 生きている

生きているから かなしいんだ

手のひらを大腸に さすってみれば

まっすぐ流れる ぼくの空想

ベンピだって オナラだって

ポリープだって

みんな みんな生きているんだ

友だちなんだ

 

 

ぼくらはみんな 生きている

生きているから 笑うんだ

ぼくらはみんな 生きている

生きているから うれしいんだ

手のひらを大腸に さすってみれば

まっすぐ流れる ぼくの空想

ビフィズスだって ウエルシュだって

フローラだって

みんな みんな生きているんだ

友だちなんだ

 

 

 photo by yukikostarlight

 

「手のひらを太陽に」を作詞したやなせたかしさんは、一番の歌詞を「生きているから かなしいんだ」二番を「〜うれしいんだ」としたことについて「逆じゃないですか?」との質問に、こう語ったのだそうです。

〝死んでしまったら、悲しいもうれしいもないです。生きているから、つらいとか痛いとかいろんなことがあるわけ。それは生きている証なんです〟

喜びよりも悲しみのほうが強いから、悲しみを先にもってきたわけです。ただ悲しみはずっと続くわけではありません。その後には喜びがあります。絶望の隣には必ず希望があるのです〟

ユッコこと岡田有希子さんがさいごに抱えていたであろう、悲しみや絶望。その隣には、きっと喜びや希望があったはず、なのに。