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肩まで伸びた髪を切った。

 

この歳になると、面と向かって髪を切れと凄む職場のコワイ先輩もいなくなった。

でもこの歳になると、毛がやせた気がするし最近増えた白髪も気になる。自分が思い描くロン毛とかけ離れている、イケてない。

 

ツレさんと同僚女子から、同じ日にキレッキレの切れ切れプレッシャーをかけられた。

観念したわたしはご無沙汰だった理髪店に行き、理容師のお姉さんに告げた。

「いかにも切ってきました、てな髪型にしてください」。

 

あの時の自分に戻りたくなくて、この十数年ずっとロン毛で通してきた。

長髪オヤジの見かけは、品行方正とは程遠いだろう。だけどこの髪型のおかげで、幼いわが子のもうひとりのママになれたりもした。長い髪をなびかせれば若々しく見られる、いられると思っていた。

 

でも十数年経ってしまった。切って初めて気が付いた、短いほうが白髪が目立たないんだ。

 

デビュー翌年春に、髪をばっさり切ってショートカットにした、ユッコこと岡田有希子さん。髪にハサミを入れられているとき、どんな気持ちだったのかな…思いに耽るわたしの髪を、大きなマスクで表情が見えない理容師のお姉さんが、バッサバッサと容赦なく切り落とす。


久しぶりに襟足がすっきりした、のはいいんだけど夜風が寒い…。

帰宅したら、ツレさんとわが子がわたしの顔を見るなり言った。

「わー、おとこのひとみたい!」

 

髪を切ることは、イメチェンの近道(ショートカット)なのだった。

 

 

 

理髪店といえば、くるくる回るサインポールですネ!

photo by yukikostarlight