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コロナ禍が明けたいま、若い世代の間で、海外で働きながら暮らせるワーホリ(ワーキングホリデー制度)の利用者が急増しているそうですね。
すっかり円安が定着したいま。最低賃金が日本の約2倍といわれるオーストラリアでは、アルバイトでなんと月収50万円近く得られるのだとか。かの国では農家の人手不足を背景に、農作業に一定期間従事することで、1年の滞在期間を最大3年まで延ばせるようになったといいます。
18歳から30歳までが条件というワーホリ。
多感な青年期での、異文化に触れ自分を見つめ直す時間。それはきっと、得られるおカネ以上に有意義なことなのでしょう。
1986年までに、カナダなど3カ国との間で協定が結ばれたというワーホリ。
ユッコこと岡田有希子さんがもしあの年、芸能界をいったん休めたなら。海外に出て英語を学べたなら。生きる価値観を変えられたなら。…訪れなかった彼女の未来を、つい夢想してしまうわたしなのです。
昭和の終わり頃、ひと稼ぎしたい若者の聖地?はシャケバイとよばれる北海道の鮭加工場や、沖縄のさとうきび製糖工場など。当時そういったバイトを渡り歩き、日本中を旅して過ごした知り合いがいました。彼はイケメンでとてもいいヤツだったから、どこに行ってもモテたらしい。それはもう羨ましかった。
いまはそんな若者は、こぞって海外に、オーストラリアのワイナリーとかに向かうのでしょうね。北の大地や南の島のバイトに来るのは、かつての若者ばかりと聞きます。なんて書いていると寂しくなりますが、まさに「時は流れた」ということなんでしょう。
それよりもっと寂しく思うのは、ワーホリと聞いて真っ先に「ワーカホリック」のことと思った、わたし自身のコトだったりして…トホホ。
写真は英語のイメージです。本文とは関係ありまおんせん。
photo by yukikostarlight