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高1のわが子の学園祭を観て書いた、先日の記事を読み返していたら。
なぜか、もうすっかり忘れていた自分の高1の一日を思い出したのです。
1984年の秋。わたしは片思いだった中学時代の同級生マリコさんが通う、名門女子高の学園祭を観に行きました。同行者は高校の同級生で、ひかる一平によく似た長身イケメンのコウイチくん。
顔に似合わず勤勉でおとなしい性格の彼が、顔も性格も地味なわたしの誘いに乗ってくれたのは、彼にもお目当ての女の子がいたからでしょうか。
そんな二人が乗り込んだ女の園で、コウイチくんは思いのほかモテまくってました。近づいてくる子の目が、それこそハート形になっていて。
それまで見たことのない、まんざらでもなさそうな表情の彼。その横には、結局マリコさんに会えずシケた面したわたしがいました。
美術部の展示でみた彼女の絵は、中学時代と変わらず素敵でした…。
コウイチくんはしかし、そんなオイシイ思いをした後も軟派に染まらず勉強一筋。予備校の予備校とよばれたわが母校から、初めて国立理系に進学したのでした。高2からは私立文系のわたしと同じクラスになることもなく、すっかり疎遠になってしまった…三十数年ぶりに思い出したコウイチくん、いまどうしているのかな。
ユッコこと岡田有希子さんはこの年、デビュー1年目。わたしの地味でつまらなかった高1のあの一日も、きっとユッコさんはどこかで笑顔を振りまいていたのでしょう。
今頃になって、彼女に対しハート型の目になっているわたし。気付くのが遅すぎる。
ああ、またあの頃に戻って、自分を羽交締めしたい。
思えばこの翌年の秋には、あの「禁じられたマリコ」が放映されていたんですね。
当時はただ、片思いだった子と同じ名前だなあ、という印象でした…。
photo by yukikostarlight