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ランニングのとき眩しいからと、以前キャップといっしょに買ったハーフリムのサングラス

UNIQLOで購入、合わせて3000円ほどでした。

レンズの色はブラック。炎天下におへそを出して闊歩する女子を思わず横目で追っても、視線を悟られないのってイイかも…そんなしょうもないことしか考えてなかったんですが。

 

調べたらこのサングラスはUV400、つまり400nm以下の紫外線を防げるらしい。紫外線透過率1.0%以下、紫外線を99%カットできるのだそうです。

にわかにそんなことが気になったのは、紫外線は真夏よりむしろ、太陽の位置が低くなるこれからの季節の方が、目への影響が大きくなると知ったから。

さらに曇り空でも、眩しくないからと安心してはいけないようで。

 

紫外線が目に入ると、どうしてよくないのか。

脳がメラニン色素をつくる指令を出すことで、肌の日焼けやシミの原因になる。また脳内で疲労物質が大量に分泌されることで、自律神経が乱れて身体中の疲労感を高める原因にもなる。

このようにサングラスの必要性を訴える記事に、気になることがありました。

 

サングラスを選ぶ際は紫外線100%カットが必須要件。レンズの色とUVカットの性能は関係なく、濃い色のレンズだと目に入る光の量が減ることで瞳孔が開く。そのため紫外線カット機能が十分になければ、裸眼より多くの紫外線が目の中に入ってしまうのだ。

 

これって「紫外線100%カットでない濃い色のサングラスをかけるなら、裸眼でいるほうがまし」っていうことですよね?

紫外線100%カットのサングラスは、99%のそれより少々お値段が高い。その価格差はどこからくるのか。この「1%の差」について、思わず考えてしまったのです。

 

100%じゃなきゃならない理由はあるんでしょうか?99%じゃダメなんでしょうか?

1%…100分の1。これって目をつぶることが許されぬほど、絶対の差なのでしょうか?

1%のひらめきがなくても、99%の汗をかけば天才ならずも秀才なのではないでしょうか?

 

世の中に「絶対」なんて無いですよね?

ならば「100%」と断定せず「99%」を掲げる姿勢は、むしろ誠実なのではないでしょうか?


…まあ結局、わたしはこれからもUNIQLOサングラスを使い続けるんですけどね。

 

 

ユッコこと岡田有希子さん。

彼女は何事にも、100%完璧を目指して臨んだのでしょうか。

99%と100%の違いに目を背けてしまうわたしには、決して見えない高みを。

photo by yukikostarlight