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久しぶりに、いつものコースを10キロほど走りました。きょうの伴走〝盤〟は、ユッコこと岡田有希子さんの「十月の人魚」。

陽が高くなると相変わらず暑いですが、曲が「ロンサム・シーズン」に差し掛かった頃、涼しい風が吹いてくれてすごく楽になりました。

自分の足で走っていると、風の冷たさとか草の匂いなんかに敏感になりますよね。

 

何度も聴いているこのうたに対して、走りながらふとこんなことを思ったのです。

竹内まりやさんによる、失恋をテーマにした歌詞。

「あなた=岡田有希子さん」「私=ファン、ユッコフレンズ」と読み替えても、通じるんじゃないかなあ。

 

二人をへだてた「小さな嘘」。

それはラストコンサートのパンフレットに載っていた、彼女の直筆メッセージ「ほんのちょっとの間 お別れネ」。

こんなに永いお別れになるなんて、ユッコさん自身もきっと思っていなかったでしょうけど。

 

このうたの間奏で、彼女はこう語ります。

〝いまでも あなたのことを あいしてます〟

 

ユッコファンは皆さんそう思っていますよね、いまでも。いつまでも。


ああ せつなさに

ああ あふれる涙

あなたのせいなの I still love you

 

今でも心は I still love you

あなたのせいなの I still love you 

 

photo by yukikostarlight