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普段筆箱に入れている、赤と青のボールペン。
同じメーカーでペン先の太さも同じなのに、書きごこちがだいぶ違うんだ。
青のはインクがべちゃっと出るんだけど、赤のはそんなことなくて。
ボールペンを持つ角度で、インクの出が変わるんだよね。
小さい頃パパにいつも鉛筆の持ち方注意されたけど、それ思い出した。
いい角度の持ち方だとすらすら書けるのに、そうじゃないときはほんとにインクが出ない。
なんか、褒められたり叱られたりしてるみたいなんだよね。
ボールペンなんだけど。
なんとなくこの赤いのには人格すら感じちゃって、名前をつけてあげたいくらいだよ。
わが子は15歳、高校一年生。
40年前の夏に岡田有希子という芸名が決まったときの、佐藤佳代さんと同学年なのです。
上手くはないけど、丁寧な文字を書くようになった。そんなわが子が久しぶりにわたしに喋ってくれたのは、ほんとうにたわいもない話でした。
きっと、よっぽどいいことがあったんだろうな。…聞かないけど。
件のボールペンを見せてもらった。青いのはゼブラのサラサ、赤いのはスラリというらしい。あとで調べたらこのふたつの違いは使われているインクで、サラサは水性のジェルインク、スラリは水性油性混合のエマルジョンインクとのこと。
なるほど書きごこちは変わってきそうだけど、〝名前をつけてあげたい〟という発想には行き着かないなあ。スラリという本名とは別につける、さしずめ芸名ってとこかな?
で、なんて名前にしたの?…聞かないけど。
わが子の手のひらオーディションに通らなかったらしい、サラサがちょっと不憫なわたしでした。
photo by yukikostarlight