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ユッコこと岡田有希子さんがのこした珠玉のうたたち。アルバムの歌詞カードを眺めていたら、普段耳慣れないことばが別々の曲で使われているのを見つけました。
セカンドアルバム「FAIRY」所収の「おしゃれな雨音」と、ラストアルバム「ヴィーナス誕生」所収の「水晶の家」。このふたつの曲にともに用いられている「パドドゥ(Pas de deux)」。
フランス語で「二人のステップ」を意味する、バレエ用語です。この「二人」は異性同士のことで、転じて「愛」を象徴する意味合いを持つのだそうです。ちなみに同性の二人で踊る場合は、パドドゥではなく「デュエット」といって区別しているのだとか。
この二曲、作詞者は別の方です(前者は吉沢久美子さん、後者は高橋修さん)。さらに曲調もかなり異なります。なので同じことばでも受ける印象はだいぶ違いますね。後者は歌詞カードをじっくり読むまで、正直気がつきませんでした。
「おしゃれな雨音」のパドドゥ。
なんとなくまだまだ距離が縮まらないふたりが思い切って手を取り合ってみた、あなたの足を踏んじゃったゴメンネ!って感じですよね。
「水晶の家」のパドドゥ。
こちらは一転して様々な葛藤を経て結ばれたふたりが永遠を夢みて手を取り合った、息もぴったりなステップという感じでしょうか。
このふたつの曲の発表時期が、わずかに1年しか違わないという事実。
わたしはユッコさんが〝生き急がされていた〟ような気がしてならず、切なくなるのです。
写真はイメージです。本文とは全く関係ありませんが羨ましいです
photo by yukikostarlight
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