五十肩。どうにもツライですね。
なにしろ夜まともに眠れないのがとにかくツライんです。
こんなこと↓を思いついて投稿してしまうくらい、実にツライのだ!
10月に入った頃、いきなり左肩が痛み出し、腕が上がらなくなりました。
今思えば予兆はありました。右手と左手を背中で無理なく握れていたのが、いつのまにかできなくなっていて〝あれおかしいな?〟と。
これはいわゆるひとつの、五十肩といわれるアレなのか?
でもわたしは、体操とかランニングとか筋トレなんかの運動をほどほどにしていたし、五十肩なぞ正直自分に関係ないと思ってました。
五十肩。医学的な病名は「肩関節周囲炎」。
肩関節が痛みでほとんど動かせなくなる、凍結肩ともいわれる状態です。
ところで肩の痛みは五十肩以外が原因の場合も多く、たとえば腱板断裂とか肩関節脱臼のほか、肺がんなど命に及ぶ可能性のあるものもありうるのだとか。
しばらく不安な日々を過ごしましたが、なかなか予約が取れなかった肩専門の医師の診察をようやく受けたところめでたく?左肩関節周囲炎との診断でした。
その際何枚かレントゲン写真を撮ったのですが、説明を受けてびっくりしました。
正常なら緩やかなカーブを描いているはずの首の骨が、見事に真っ直ぐだったんです。
〝うわ、絵に描いたようなストレートネックやん!〟
もう十年近く前。たまたま街頭でテレビの取材を受けて、画面に映った自分のあまりの猫背ぶりに衝撃を受けたわたしは、減量と筋トレに励み数年かけて小太り体型を筋肉質に変え、体幹も鍛えて姿勢も常に気をつけてきました。
…なのに、なぜ?
いや、実のところスマホを使ってると、知らずしらず猫背巻き肩になってしまうんでしょうね…電車のなかで周りをみたら、みんな見事な猫背だったりしますので。
医師の説明では、首の骨がまっすぐになる原因のひとつは「ストレスの影響で、首の筋肉が過度に緊張して骨が引っ張られる?から」とのことでした。
痛み止めの注射など期待していましたがそんなものはなく、肩の関節が動くようになるまでリハビリしましょう、半年以上の長丁場になるけど頑張って、と。痛いまま診療終了(涙)。
これからしばらく通うことになりそうなクリニックを背にして、わたしはユッコこと岡田有希子さんのことをなんとなしに考えていました。
美しい立ち姿や誰よりも深いお辞儀が印象的だったユッコさん。あんなに姿勢がよかった彼女なら、年を重ねても五十肩なんて縁がなかったかもしれない。いや、強い近視の彼女がスマホを持ったら、もしかしたら見事なストレートネックになってしまってたかも。
空の下のユッコさんは夢を叶えるために、そして叶えてからも、激務のストレスに引っ張られてあの日に向かって突き進んでしまったのでしょうか。ただひたすら真摯に、一途に、真っ直ぐに。
少々曲がっていたって、よかったのに。
photo by yukikostarlight
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