皆さん、おはようございます。
ビジネスコミュニケーションコーチの
松尾由紀子です。
普段、コーチングする中で
部下の方に成長して
欲しいと思っているけれど
どう声掛けをすればいいか……
というご相談を
いただくことが多くあります。
今日は
部下の方がすくすく
成長する声かけ
をテーマに
お話をしていきたいと思います。
教えなくていい、○○させる
ことを経て
・トライアンドエラーする体験を持つ
・これでうまくいったから
今度からはこうしようセオリーを持つ
・自分の言葉で落とし込む
過程になります。
言葉で教えてしまうと
忘れ去られてしまいますので、
どうしたらいいですか？
と聞かれたら
○○さんは
どうしたら良いと思う？
と1回聞いてみることが
おすすめなんです。
考える時間が大事 そっと待ってあげましょう
どうしたら良いと思う？
と聞かれたら
誰しも絶対に考えますよね？
この時間がとても大事。
言葉が上手く出てこなくても
そっと待ってあげてくださいね。
考えている、もやもやしている
体験こそが大切なので
体験を渡す
という風に思っていただくと
良いと思います。
そして、こうですか？
と部下の方が伝えてきたら
いいね、それでどうしていくの？
という風にまた聞いてみる。
このやり取りを続けながら
アドバイスが必要な時は
軌道修正しても良いと思います。
ですが、ベースは
自分で考えてもらい
体験してもらうこと
その機会を渡すことで
自分で考えて、動けるように
自然になっていくので
部下が育つことにつながります。
つまり、最終的には
先輩である自分の手元に
自分の時間が戻ってくる
ということなんです。
忙しくてできないよりも、できる方法を
中には、
・私がやった方が早い
・そんな時間ない
というお声もあるかもしれません。
そういう場合は、
限られた時間の中で
どういう体験なら渡せるか
を考えてみてください。
部下に体験させてあげることが
大事なのは分かったけど、
今の会社の状況だとできない…
ではなく
この限られた時間でも
どうすれば体験させてあげられるか
と、自分に問いかける。
そうすることで
思考停止するのではなく
あなた自身も
ステップアップしていけます。
きっと
部下を育てようとしていた
過去よりもずっと
部下が育っちゃうと思いますよ！
部下の成長を願うなら
最初は時間が必要ですが
考えて、悩む体験
試行錯誤する体験を
教える代わりにしてもらう。
体験を渡してあげましょう。
そうすることで
必ず、想像以上の成長を
見せてくれると思いますよ。
ぜひ、やってみてくださいね。
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