3日から、また寒くなる🥶っていう予報だったんですけど…
今朝に関しては全く肩透かしで、外気温も-3℃を少し下回った位でした😮
夕方から薪ストーブを焚くだけで、日中は日差しでポカポカ。
まるで春みたい😊
このまま、厳しい冷え込みも無く春になってしまうんではないか?!って思ってしまいます。
まあ、そんな甘くはないでしょうけど😅…ほんとに穏やかな年始です。
今日の連載は、7月のバラの手入れについて。
こんな季節が待ち遠しい冬の八ヶ岳からお届けします。
🌿7月の「バラの手入れ」
八ヶ岳南麓標高1170mのうちの庭のバラの見頃は6月下宿から7月上旬です。
…とは言ってもうちの庭では、バラが一面に咲くという訳ではなく、宿根草の海の中に差し色として咲く感じになってます。
↑↓の赤バラは7月上旬に見頃を迎えるディープ ボルドーなんですけど、
圧倒的に咲き誇る宿根草達の中にピリッとした赤を添えて、全体を引き締める役割になってます。
↑の奥のピンクのバラはイングリッシュローズのアランテイッチマーシュなんですが、宿根草に少しロマンチックな雰囲気を添える感じ。
うちの庭では、バラと言えども主役ではないんですよね😅
庭造りを始めた当初は、東京で作ってたようなバラ庭をイメージしてたんですけど、いつの間にか宿根草の方が面白くなってしまって😁
うちの標高だとバラは冬の寒さで育てにくいとか鹿の食害とかあって、なかなか思うように咲かないっていうのもあり…😩
何より、八ヶ岳のバラの最盛期は梅雨時に当たり、雨で花が傷んでしまいがちなんです😢
それでも諦めずバラの手入れを続けていると、時には美しく咲いてくれてるバラに出会えることもあります。
↑↓は、マニングス ブラッシュ。
一季咲きのオールドローズなんですけど、春先に芽をことごとく鹿に齧られてしまい…😢
花は無理かなぁって諦めていたところ、後から出た芽に蕾が付いてなんとか花を咲かせてくれました😄
↑は、強健なことで有名なメルヘン ツァウバーです。
この株、二代目なんですけど…最初に植えた苗は、秋植えした翌年の春に野ネズミに根を全て齧られてしまって…😢
良かれと思って植え穴にたっぷりと堆肥を入れたら、そこで増えたミミズを狙ってモグラがやってきて…
そのモグラのトンネルを通って野ネズミがきて、冬の間にバラの根を齧ってしまったっていうのが原因です。
諦めきれずに、もう一度苗を手に入れて植えたんですけど、植え穴にはあえて堆肥は入れず、マルチするだけにしました。
↓も同じくイングリッシュローズのザ ラーク アセンディング。
この二品種は、イングリッシュローズが育ちにくいうちの標高でも、頑張ってくれてる代表格です。
本家のイギリスの気候は、夏は冷涼だけど海流の影響で冬はそれほど厳しい冷え込みは無いそうなんですよね。
冬の最低気温が-10℃を切る八ヶ岳南麓標高1170mのうちの庭では、イングリッシュローズが難しいのは納得できます🤔
さて、今日の本題、この時期のうちの庭でのバラの手入れなんですけど…😅
一番花が咲き終わる7月中旬から下旬にかけて、お礼肥としてたっぷりの牛ふん等の堆肥とバラ用の有機肥料(規定量)を施します。
八ヶ岳の冬の寒さに耐えられるよう夏の間に枝を固めて欲しいので、薪ストーブの灰のようなカリ分も同時に施すようにしています。
枝を固める為に、バラの有機肥料はこの後翌年の春までは施しません。
堆肥を施す前には、株回りの除草をし、米ぬかやコフナみたいな土壌改良の為の菌資材をうっすらと撒いています。
この時期は、カミキリムシが産卵の為に大勢押しかけるので、バラの株元をすっきり除草しておくのが肝心!
庭でカミキリムシを見かけたら、すかさずテデトール💪
株元からおが屑が出ていたら、ニームオイルを規定量で薄めて侵入穴に噴霧器の先を押し当てて吹き入れるっていうのも欠かせません。
バラの花がら摘みは、花首を折る程度にして、葉をできるだけ残すようにしています。
うちの標高ではバラが大きくなるのに時間がかかるので、深切りは基本的にしていません。
ただし大きくなりすぎて困るランブラーは、花後に思いきって古い枝を切り戻し、残した新しいシュートを来年に向けて育てています。
花盛りの季節なんですけど、庭仕事はこのように延々と続くのです😁
次回は、7月の「宿根草の世話」についてですね😉
連載“庭造りの方法”(2020年度 冬)
連載“庭造りの変遷”(2021年度 冬)
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