大切にしていたいこと。 | 笑顔で楽しく子育てがしたいあなたへ 親のためのお教室*ゆきまるる*埼玉県草加市

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なんでも話し合える風通しの良い親子関係では、子どもの考える力がグングン育っていきます。子どもが親と話したくなるにはどうしたらいいの?親子がお互いにわかりあえる、目からウロコのコミュニケーションのコツをお伝えします。

今朝はひさしぶりに(゜ーÅ)ホロリ としました・・・朝ドラ『梅ちゃん先生』



今週のタイトルは 『 ふたつの道 』

いろんな『 ふたつの道 』が描かれていたのですが・・・


そのなかからひとつ。


ご存知の方も多いかと思いますが

梅ちゃんには、物事を理論で考える優秀でまじめなお医者さんのカレシが居ます・・・松岡さん。


松岡さんが担当する末期ガンの患者さんが、


『 どうせ死ぬならじぶんちの畳の上で死にたい 


病院での治療を拒否し退院してしまったので、

梅ちゃんに在宅診療を頼み、さらには、なんとか病院で治療するよう説得してほしい。


と、松岡さんは梅ちゃんに頼みます。




ある時、患者さんがつぶやきに、梅ちゃん先生は励まします。


『 あの桜が咲くのは、もぅ見られないんだな 


『 きっと見られますよ、来年も再来年も。

 病院に戻って治療を受けてください。 』



『 生きていてもなにがあるわけでもない。 』


『 そんなことありません、生きる努力をするべきです。 



お医者さんとして、当然の対応でしょう。


でも、病院で治療をして欲しいという『 説得モード 』を感じている患者さんは

梅ちゃんの話をはぐらかすばかり。


物語はその後、いろんな展開をみせますが

梅ちゃんは、患者さんと一生懸命こころを通わせようとします。



引退後は家で家族とゆっくりと暮らしたかった。

みんなに囲まれて最期の時間をすごしたい。



患者さんのこころの奥には、大切にしたいこんな思いがあったんです。




私たちも、身近な親しい人が悩んだり、苦しんでいるときには

そんなことはないよ、と一生懸命励ましたり、

こうした方がいいのではないか とアドバイスをします。


相手のことを思えばこそです。


でも

その人の行動・ことばの奥には、

そのひとが大切にしていたい思いが

隠されていることがあるかもしれません。