先日、ABCテレビ「キャスト」の熟成スイーツ特集でご紹介させていただいた
デリチュースさんの『デリチュース』
デリチュース=おいしいという意味の店名を冠したチーズケーキです。
チーズの王様と言われる「ブリー・ド・モー」をフランスの農家から
熟成途中で仕入れ、93%の湿度でじっくりと熟成されています。
そのチーズを使用して作ったこちらの『デリチュース』
10年以上前・・・初めて口に運んだ時の衝撃を今でも覚えています。
ベイクドなのにレアチーズケーキのようななめなかな舌触り。
まったりとしていながらも、そのとろけるような口溶けの良さ。
そして、濃厚なチーズと甘酸っぱい杏ジャムが織り重なり
微妙に変化していく奥深い味わい・・・甘味、塩味、酸味のマリアージュ。
さらに鼻腔からぬけるチーズの香りの余韻。
シンプルな見た目から想像する味と食感を遥かに凌駕する、
新感覚のチーズケーキです。
そしてこの『デリチュース』の最大の魅力は・・・日々変化する熟成感。
今朝焼き、昨日焼き、4日前焼きを食べ比べさせていただきました!
ブリー・ド・モーは生きていて、日々熟成をし続けているので
焼きたて、一日目、二日目と徐々に味がまろやかに変化していくのです。
チーズの酸味と香りが際立ったエッジのあるテイストから、
杏ジャムと一体化したまろやかでやさしいお味へと。
チーズ好きの方がこよなく愛する通好みのテイストである一方、
チーズが苦手な方でも、杏ジャムとのハーモニーで美味しくいただける
という、シンプルでありながらもバランスのとれたテイストです。
シャンパンやワインとの相性もGood!ということで、
甘いものが苦手な男性の方にも人気があり、
料亭のデザートにというお声がけもあったそうですよ。
今思えば、このケーキをいただいてから、
逆に私は、チーズの世界にはまっていってしまったのかも・・・
今では白カビ系を卒業して、ウォッシュ系にはまってしまっています。
初めていただいた時は、まさに新感覚スイーツ!
そして長年いただき続けている今は、病みつきスイーツに!
「熟成」って、お肉でもスイーツでも同様に、
このはまってしまう病みつき感がポイントなんでしょうね。
パッケージもこの10年で変わり、現在は可愛らしいイラストに。
蓋をあけた瞬間にパッと現れるこの煌めく黄金色に、一瞬にして心を掴まれちゃいます♡
サイズは17.5cm、13.5cm、12cmの3種類。
プティガトーもありますが、ぜひホールでご購入いただいて、
数日間、熟成度の変化をお愉しみいただきたいです。
消費期限:生ものなので、お早めにお召し上がりください。
と、あえて何月何日と明記されていないのにも、
そういう意味が込められているのかも!?
長岡シェフのお薦めは、4日間熟成させたもの。
熟成させることでチーズの菌が活動し、味が濃厚に、香りがより芳醇になるんです。
ちょっとレンジで温めてとろっとさせると、さらにチーズ香が際立ち
ブリュレのような、また新食感の美味しさに♡
ぜひ自分好みの熟成度を見つけてみてくださいね!